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雇用流動化のカギは「腕試し」

挑戦の場が人を動かす

2013年5月22日(水)

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 ソーシャルメディアやアプリケーションの開発を手掛けるガイアックスは今年、従来とは異なる手法でプログラマーの中途採用を実施している。

 「転職はあまり考えていなかった。だが、ウェブサイトを通じて自身のスキルを『腕試し』してみて、評価されたのがきっかけ。そこから転職を意識し始めた」

 ガイアックスの中途採用で内定を得た人物が転職のきっかけとして使ったのが、「CodeIQ(コードアイキュー)」というサイトだ。同サイトは、転職支援を手がけるリクルートキャリアが、昨年から始めたサービスで、プログラミングなどのIT(情報技術)スキルを持つエンジニア向けに、実務スキルを可視化できるサイトだ。

 従来は転職エージェントなどに募集要項を伝えて、人を紹介してもらっていた。だが、プログラミングなど専門性の高い業務であるがゆえ、紹介された人が求める人材像に合わない場合もあった。企業と個人のギャップ。人材のミスマッチを解消するツールとして、実務スキルの可視化は便利な存在だ。

 スキルを可視化するとはどのようなものか。CodeIQのサイトをのぞいてみると、30個近い「問題」が掲載されている。「Ruby」「Java」といった様々なプログラミング言語を用いて解く課題だけでなく、データ分析など問題の分野は多岐にわたる。

 これを解くと、出題者から回答についてフィードバックされ、自身のスキルがどの程度のものなのかが分かる仕組みになっている。

 「プログラムの書き方は、答えが1つではない。早く書く、あるいは相手に分かりやすいように書くなど、回答によってその人の特徴が出る。業務スキルだけでなく、仕事の進め方などもある程度把握できる」

 こう解説するのは、リクルートキャリアでCodeIQ事業を担当する多田羅理予さんだ。ウェブ上での出題は、ただ単にゲームを楽しむためだけのものではない。個人が自分のスキルを理解し、さらに企業はどのようなスキルを持つ人物がいるのかを把握するためのツールにもなる。採用に直結する可能性がある場合は、きちんとその旨が表示されている。ただ、挑む動機は出題された高度な課題を解けるかという腕試しの要素が強いようだ。

 企業の人事担当者やプログラマーがその回答を見て、自社が求める人材かどうかを判断。適合する人材がいれば、アプローチをする仕組みだ。

 成長が著しく、かつ開発競争が激化するIT企業は、プログラマーなどの技術者の争奪戦が続いている。良い人がいれば積極的に採用したいが、市場にはなかなか出てこない。そういった企業の悩みにもCodeIQは応えている。

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「雇用流動化のカギは「腕試し」」の著者

白壁 達久

白壁 達久(しらかべ・たつひさ)

日経ビジネス記者

2002年関西大学経済学部卒業後、日経BP社に入社。日経ビジネス、日経ビジネスアソシエを経て、2015年から香港支局長としてアジア全体をカバーする。2016年8月から日経ビジネス記者に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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