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なぜクラブは「弾圧」されているのか

娯楽の24時間化巡って盛り上がる風営法改正論

2013年5月31日(金)

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 アベノミクスにより日本全体が何となく景気の高揚を感じ始め、「夜の街」にも少しずつ賑わいが出てきたのを感じる今日この頃。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 国際カジノ研究所の木曽と申します。私の本業は日本に数少ないカジノの専門研究者でありまして現在進行しておる我が国のカジノ合法化プロジェクトに様々な形で関わっています。一方で我が国におけるナイトライフ振興をライフワークとして、カジノ以外にも様々な夜の娯楽産業の研究および支援を行っております。ヨロシクお願いいたします。

 さて、現在我が国では、国・地方自治体の各所から経済成長戦略の一環として「夜の経済」の振興を進める動きが出ております。例えば、今年3月に法案が可決された、中小企業における接待交際費の非課税枠を現行の600万円から800万円にまで引き上げるという施策です。要するに中小企業の経営者や営業マンに対して、お客様と外でもっと飲み食いする事を推奨する施策です。

盛り場から実感する景気回復

 これは、アベノミクスによる景気回復の波及がどうしても遅れがちな経済の末端部に、先んじてお金が回るように準備された施策であり、麻生太郎・副総理大臣の強力なイニシアティブの下で進められたものです。このような施策のおかげもあってか、長らく不況の波に苦しんできた「夜の盛り場」からは、少しずつお客様が戻ってきたという声も出始めているようです。

 各種経済指標は徐々に上向いています。ですが、皆さんが「景気が良くなってきた」と実感するのは、何と言ってもやはり財布を気にせずに、思う存分飲んで食べて楽しめるようになった時でしょう。一方で「夜の経済」をめぐっては、ダンスクラブの深夜営業摘発など規制強化の動きもあります。このコラムでは「夜の経済活性化」戦略を、法律論や日本経済成長論といった観点からマジメに論じて行きたいと思います。

コメント2件コメント/レビュー

> 必ずしも「日が昇ったら畑を耕し、日が落ちたら眠る」という伝統的な農耕民族の生活様式が正しいとは限りません。 医学的根拠が山ほどあり、ビジネスでも「時間内に効率よく」と言われている時代に、何の根拠も挙げずに思い込みを語られても…(2013/05/31)

「マジメに考える「夜の経済成長戦略」」のバックナンバー

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「なぜクラブは「弾圧」されているのか」の著者

木曽 崇

木曽 崇(きそ・たかし)

国際カジノ研究所 所長

日本で数少ないカジノの専門研究者。ネバダ大学ラスベガス校ホテル経営学部首席卒業(カジノ経営学専攻)。カジノ合法化や風営法のあり方をテーマに、日々奮闘中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

> 必ずしも「日が昇ったら畑を耕し、日が落ちたら眠る」という伝統的な農耕民族の生活様式が正しいとは限りません。 医学的根拠が山ほどあり、ビジネスでも「時間内に効率よく」と言われている時代に、何の根拠も挙げずに思い込みを語られても…(2013/05/31)

私は30代の一般的なサラリーマンですが、六本木のダンスホールで朝まで踊り通す文化や生活が”正常”とは少しも思えません。>必ずしも・・・伝統的な農耕民族の生活様式が正しいとは限りません。生物学的に考えれば、我々の体内時計が昼間に活動し、夜は睡眠を取る事で、適切な心身の健康を維持することに寄与している事は、科学的に証明されています。正しいと限る、と言えると思います。健康リスクを覚悟してでも、昼夜逆転の生活をしたい方はすれば良いですが、それを推奨するかのような法制度は整備するべきではないと思います。>私は多種多様な生活様式や価値観を許容しながら、我が国全体が活性化してゆくことが、正しい成長戦略のあり方だと考えます。だからと言って、深夜に喧嘩沙汰を繰り返したり、闇社会とのつながりを疑われたり、麻薬や銃の影がちらつくような生活様式や価値観は、私は許容できません。少なくとも都心の夜の社会には、その風潮が有りますし、実際にそれにまつわる犯罪、トラブルが頻発しています。その歯止めになっている事の一つが風営法の営業時間の規制では無いでしょうか。著者の論理は、自分の主張を押し通す為に、経済成長や価値観の多様化といった文言で飾り立て、ものごとの本質を隠そうとしているだけに読めてしまいます。(2013/05/31)

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夢の実現にあたっては強く「念ずる」。そうした心構えを支えにビジネスの世界の荒波を渡ってきました。

後藤 忠治 セントラルスポーツ会長