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ソーシャル・メディアの“謎”を解く

ビジネス上の活用を考えるうえでの4つのポイント

2013年6月3日(月)

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 経営コンサルティング世界大手のマッキンゼー・アンド・カンパニーが1964年に創刊した季刊誌「McKinsey Quarterly」──。企業経営のトレンド解説や新しい考え方などを提供し続け、グローバル企業の経営幹部を中心とする読者に広く読まれている。

 このオピニオン誌のオンライン版で人気を博した記事の概要を同社日本法人の幹部が紹介し、日本企業の経営やビジネスパーソンの仕事に役立ちそうな示唆を提供していく。

 初回に当たる今回は、2012年に最も読まれた記事「 Demystifying social media(ソーシャル・メディアを徹底解明する)」 の骨子を日本法人の梶井健パートナーが紹介。さらに日本企業が自社の事業でソーシャル・メディアをどう活用していくべきかについて提言する。

 2012年にMcKinsey Quarterlyのオンライン版には膨大な量の記事が掲載されましたが、その中で最も読まれたのが「Demystifying social media」というタイトルの記事でした。

 なぜこの記事がトップになったのか。その理由はシンプルで、「フェイスブック」や「ツイッター」などのソーシャル・メディアそのものについて読者がよく分からなかったからだと思います。

 50代から60代の経営者が多い日本では特に顕著ですが、欧米でも企業の経営トップや経営幹部は40代以上で、その多くがソーシャル・メディアを利用していない。利用者ではないから、どんなものなのか皮膚感覚で分からない。でも、どうやら無視することはできないものらしい。そう感じている読者の方々に、ソーシャル・メディアをデミスティファイする、すなわち、ソーシャル・メディアのミステリー(謎)を解くというタイトルが響いたのでしょう。

 実際、日本でも2012年の初頭にフェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が立ち上がり始めた時に、「これは一時的な流行なのか、それとも普及して定着するものなのか」といった質問がずいぶん寄せられました。

 日本だけでなく、欧米の経営層もSNSをはじめとするソーシャル・メディアをどう受け止めたらいいか分からない。そこでソーシャル・メディアとはどのようなものなのか。それはビジネスにどれだけのメリットをもたらすものなのか。これらのことを理解するためのフレームワーク(枠組み)がほしいと思っていたところへ、タイミングよくこの記事が出て、フレームワークを提供してくれた。だから広く読まれたと見ています。

コメント5件コメント/レビュー

得体の知れない企業が無料で提供する怪しいサービスに自己のリスクマネジメントが出来ない無知蒙昧な連中が群れる異常さ。近い将来、「タダより高いものはない」と思い知ることになるだろう。(2013/06/04)

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「ソーシャル・メディアの“謎”を解く」の著者

梶井健

梶井健(かじい・けん)

マッキンゼーパートナー

マッキンゼーTMT研究グループのリーダー。成長戦略、新規事業構築を専門とし、ビッグデータ事業構築、デジタルマーケティングの経験も豊富。約10年通信業界に従事。ハーバードビジネススクールにてMBA取得。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

得体の知れない企業が無料で提供する怪しいサービスに自己のリスクマネジメントが出来ない無知蒙昧な連中が群れる異常さ。近い将来、「タダより高いものはない」と思い知ることになるだろう。(2013/06/04)

正直facebookは変なメールや友達になりたいとか煩いの一言、ツイッターだって同じ、アマゾンのお勧めもウザイです。まあ最近はやりの”B層”相手でしょうね。私たちの時間は24時間しかありませんから。でもそうまでして情報の出し入れしてると思うと同情申し上げます(2013/06/03)

日本のSNS環境はアメリカとは違う定着の仕方をするように感じています。現状として、mixiとFBは既に廃れ初めており、個人ユーザーは圧倒的にLINEへシフトしています。おそらくLINEも数年後には・・・でしょうが。マーケティングの有効な土壌としてのSNSは、日本には根付かないというのが実感です。(2013/06/03)

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三品 和広 神戸大学教授