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読者コメントから、もう一度女性の社会進出を考えてみました

再考・なぜ、日本女性の社会進出は、こんなにも遅れたのか

2013年6月19日(水)

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 6月11日に世界経済フォーラム主催のJapan Meetingが開催された。そのうち、ニコ生での生中継(しかもコメント付き)という史上初の試みがなされたセッションではスピーカーの半分が女性で、特に議論が盛り上がった論点は、日本女性の社会進出だった。

 以前の記事「なぜ、日本女性の社会進出は、こんなにも遅れたのか?」に対して、数多くのコメントを頂いた。今回は、いくつかのコメントを取り上げながら、さらに考えを深めてみよう。なお、コメントに対するやりとりなので、です・ます調で書かせていただく。

女性の社会進出が進むほど出生率が下がる?

 女性の社会進出が進むと、少子化に拍車がかかるのでは、という指摘がありました。

“この物書きは「日本は少子化で滅亡すべきである」という思想があるからこう言うこと言ってるのだろうな”
“労働者不足であるなら、女性の進出には大いに賛成ですが、 雇用不足の現状で女性や高齢者の雇用を奨励しても、 企業体力を奪い、少子高齢化に拍車をかけるだけでは?”

 女性の社会進出が進むにつれて、出生率が下がるという指摘はまことしやかに言われてきました。確かに、出生率が非常に高い(そしてそれゆえに幼児死亡率も高い)途上国においては、女性の社会進出が進むと出生率が下がるという傾向があります。それは、女性の社会進出が進むに連れて、収入を得る仕事に就かないことの機会費用が高まるため、と説明されてきました。過去においては、先進国でもそのような傾向がみられてきました。

 しかし、現代の先進国においては、女性の就業率の高さは出生率と逆相関することが分かってきています(下図参照)。よって、「女性の社会進出が進めば日本の出生率が更に下がる」という考え方は正しくないのかもしれません。

コメント88件コメント/レビュー

今の社会システムが専業主婦を前提としていることを娘が小学校に入ってから痛感しました。当方は夫婦とも共働きです。まず学童保育があるかどうか。またあったとしても保育園では19時まで延長できたのですが、近所の児童会館の学童保育は18時までで、会社勤めでは迎えに行くことはとても困難でした。また、小学校では「家庭訪問」や、年に4~5回行われる「参観日」、「運動会の場所取り」、平日の「PTAの集まり」などなど、専業主婦がいる前提で行事が行われています。このような社会のシステムを変えなければ、女性の社会進出など夢のまた夢ではないでしょうか。(2013/09/16)

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「読者コメントから、もう一度女性の社会進出を考えてみました」の著者

慎 泰俊

慎 泰俊(しん・てじゅん)

投資プロフェッショナル

東京生まれ東京育ち。朝鮮大学校政治経済学部法律学科卒、早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。モルガン・スタンレー・キャピタルを経て現在はバイアウトファンドの投資プロフェッショナルとして働く。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

今の社会システムが専業主婦を前提としていることを娘が小学校に入ってから痛感しました。当方は夫婦とも共働きです。まず学童保育があるかどうか。またあったとしても保育園では19時まで延長できたのですが、近所の児童会館の学童保育は18時までで、会社勤めでは迎えに行くことはとても困難でした。また、小学校では「家庭訪問」や、年に4~5回行われる「参観日」、「運動会の場所取り」、平日の「PTAの集まり」などなど、専業主婦がいる前提で行事が行われています。このような社会のシステムを変えなければ、女性の社会進出など夢のまた夢ではないでしょうか。(2013/09/16)

確かに、勤務経験のある欧米の会社(しかも、理系ー工業系・産業系)では、女性の部長やエンジニアとも会議で一緒になることも多かったのに、日本では、大学でもビジネススクールでも優秀な女子学生がたくさんいたのに社会に出るとキャリアを伸ばしている女性になかなか出会わない。ここにやっぱりいびつ感を感じてしまいます。女だからできない、向かない、こしかけ就職しかしない、と 一方的で全体主義的な価値観だけで判断しちゃう料簡の狭さ。オンナ、オトコ関係なく、できるやつはできる、でいいんじゃないですか?過去からの経緯と男性の無関心のせいで女性の社会進出の後方支援もなく、何も変わらない社会基盤(制度やインフラ)や社会的な価値観。さらに個人的なねたみ、嫉妬などの感情的な障害をまきちらす個人が身近に普通にいる、という不幸。ここらへんからどんどん変えていかないと、もっと にっちもさっちも行かなくなることは目に見えています。(2013/07/03)

他の国の事例の引用が正しくないとか、グラフの読み取り方がおかしいとか、枝葉末節な部分で反論して、「読むに値しない」などとこき下ろすコメント目立ちますね。    コラムが提起している本筋をについて、自分の意見を言えないのでしょうかね。   つまり「日本では女性の社会進出は他の先進諸国に劣っていないのか? 現在よりも社会進出を進めるべきではないのか?」という点です。  これがこのコラムのイシューでしょ。 イシューから外れた反論は議論じゃないですよ。   ということで、私の考えですが、ビジネス(ホワイトカラー)の世界では、男女の能力差はあるとは思えないというのが四半世紀働いてきた経験からの結論です。    共に働いてきて、優秀だと思っていた女性が出産・育児を理由に退職するのがとても残念でした。  本人が進んで選択したのであれば、否定することはないが、やむなく退職するという事例が多いのが日本社会ではないか。(いくつも見聞きしてきた)  これを改めていくことに反対する人たちの気持ちが分からない。   働き続けたい女性が家庭と仕事を両立できる社会、さらには「働き続けたい」と思う女性を増えていく社会を作ることこそが、今の日本にとって必要なことだと思う。(2013/06/24)

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