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戦略コンサルティングの次にやってくる「頭脳」は?

頭角を現すデザインコンサルティングの仕事とは

2013年7月17日(水)

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 読者のみなさんは、「frog」や「IDEO」といった会社の名前を聞いたことがあるだろうか。20年前であれば、「マッキンゼーやボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、ベインを知っているだろうか」が同じ質問となっただろう。

 20年前の日本では、マッキンゼーらの名前は一部の人に知られているだけだった。

 だがこうした戦略コンサルティングの名前や手法はこの20年の間にほぼ浸透した感がある。

 イノベーションがこれまで以上に求められている現在において、次にやってくるのはデザインコンサルティングだと筆者は考える。冒頭で述べたfrog(フロッグ)とIDEO(アイディオ)は、この分野のトップファームだ。

 そのfrog designのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターである、ヤン・チップチェイスさんと話をする機会に恵まれたので、彼の話を踏まえながら、デザインコンサルティングについて紹介していこう。

戦略コンサルの「思考力」は企業に吸収されてきた

 近年まで、「最先端のコンサルティングサービス」といえば、マッキンゼー、BCG、ベインなどの戦略コンサルティング会社が提供するサービスと考えられていた。余談だが、世界的にはこの3社がいわゆるTier1と呼ばれるトップファームで、2011年の推定売上はそれぞれマッキンゼーが53億ドル、BCGが31億ドル、ベインが21億ドルとなっている。

 マッキンゼー流、BCG流、ベイン流と名のついた様々なフレームワークを用いた明晰な事業分析は、20年前の人々の目には、かなり新鮮に映ったに違いない。

 これら戦略コンサルの売上は年率10%以上で成長しているとされるが(正確な数字は公開されていない)、近年における主な収入源は事業の分析や戦略の策定といったものではなく、計画の実行となっている。すなわち、これらファームのコンサルタントたちは、クライアントの企業に入り、会社の従業員とともにプロジェクトを運営することが圧倒的に多くなっている(下図参照)。

戦略コンサルティングファームが提供するサービスは戦略実行が増えている

 これは、戦略コンサルが従来価値を生み出していた思考やフレームワークが、多くの企業に浸透してきたことを反映しているともいえるだろう。時間の経過とともに数千人にもなる戦略コンサル卒業生がうまれ、その多くがコンサル以外の業界に転職するにつれ、従来のビジネスは陳腐化していったといわれている。

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「戦略コンサルティングの次にやってくる「頭脳」は?」の著者

慎 泰俊

慎 泰俊(しん・てじゅん)

投資プロフェッショナル

東京生まれ東京育ち。朝鮮大学校政治経済学部法律学科卒、早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。モルガン・スタンレー・キャピタルを経て現在はバイアウトファンドの投資プロフェッショナルとして働く。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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