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日本の男たちよ、「俺のアイス」を作ろう!

アイス市場は、製造業からサービス業へと進化しよう

2013年7月18日(木)

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 先月、麻生太郎副総理兼財務大臣が、ローソンの店先でアイスバーを召し上がる画像がネットで出回った。その立ち姿は「かっけ~」とおおむね好評だったようだが、私は手元のバーに悲哀を見た。バーはバーでもこっちじゃないだろう・・・と言いたいのである。

 いや、麻生さんだからホテルのバーでしょ、というわけではない。アイスクリームBarである。本当は麻生さんにはイタリアのちょい悪おやじみたいにアイスクリームBarに寄ってジェラートをぺろりとやってほしかったのである。

 日本には大人向けの“アイス文化”がまだ育っていない。アイスクリームは主に子供の食べ物の位置付けで、製品も規格量産型のアイスバーが中心だ。そして街の中には注文サービス型のアイスBarがあまり見当たらない。

 バーとBarでは何が違うのか。バーは主にスーパーやコンビニで売られる既製品、規格品だ。Barは独立店舗で店員が応対してくれる。Barでは客の好みにあわせてブレンドもしてくれる。そして、大事なのは温度帯だ。バーは約マイナス20度のカチコチのアイスが多いが、Barは概してもっと柔らかく高い温度帯のものが出せる。要するにバーはカチコチの製造業、Barはやわらかなサービス業なのだ。

4000億円の成熟市場

 日本のアイスクリーム市場は4000億円規模で、近年、じわじわ伸びている(図1)。

 アイスクリームは食品衛生法に基づき、乳脂肪分と乳固形分の量によってアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓に分けられる(図2)。ちなみにラクトlactoとはラテン語の「乳」のことらしい(なお本稿では特に断りのない限り、氷菓も含めて「アイスクリーム」と記載する)。

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「日本の男たちよ、「俺のアイス」を作ろう!」の著者

上山 信一

上山 信一(うえやま・しんいち)

慶応義塾大学総合政策学部教授

1957年大阪市生まれ。京都大学法学部卒。米プリンストン大学公共経営学修士。旧運輸省、マッキンゼー(共同経営者)を経て現職。専門は経営戦略と行政改革。九州大学ビジネススクール客員教授。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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