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ネット選挙が面白くない理由

中傷とデマばかり、「驚きあえる」体験が足りないんです

2013年7月19日(金)

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 「ネット選挙が盛り上がらない」とあちこちで言われています。選挙関係の記事は読まれないし、ツイートも一部の人に限定され、つぶやきも広まらない。結局ネットで回ってるのは、中傷とデマだけなんじゃないの?という話も聞かれます。

 初めてのネット選挙なのに、何がダメなの?
 なぜダメなの?  どうすれば盛り上がるの?

 選挙関係者はもちろん、メディアの人、ビジネス関係者まで、あまりの冷めっぷりに頭を悩ませています。

 そこで今回は、今後のためにも、今なぜネット選挙が盛り上がらないのかについて、考える機会にしておきたいと思います。

 ネット動画はアイデアの宝庫。それでは今週もいってみましょう。

盛り上がらないのは相手を見ていないから

 世間はネット選挙に対して明らかに食傷気味です。

 どんなテーマでも同じですが、何かにのめり込んでいる人がその「面白さ」を「やらない人」に伝えるのは至難の業です。ちょっと専門的な話になるだけでついていけなくなりますし、理解できてもそれを面白いと感じるかは別問題です。

 選挙に面白さは関係ない、という人もいるかもしれませんが、必要性を越えて多くの人を巻き込むには、面白さで訴求するしかありません。

 「やらない人」に「面白さ」を伝えるには、「やらない人」の感覚が必要です。コミュニケーションは翻訳作業ですから、相手の興味・関心を刺激できる観点や表現を見つける作業が不可欠なのです。

 そういう意味で「盛り上がらない」のは、相手のことをよく知らない、よく見ていないという一言に尽きます。

話が面白くない 3つのパターン

 話が面白く感じられない時には3つのパターンがあります。このうちのどれか1つでもひっかかると、話が面白くなくなるという条件です。

 1つは、「理解できない時」。

 知らない専門用語が入っていたり、話の内容そのものがよく分からない時です。

 2つめは、「新しい情報がない時」。

 真面目に話を聞いているのに、知っている話ばかりで新しい情報が出てこないと、面白くなくなります。たまに「いつも同じ話を聞いているのに、発見がある」という人もいますが、極めて例外的です。

 そして3つめは、「自分に関係がない時」です。

 どれだけ新しい話で、理解もできても、自分に関係がないと思うと、面白いと感じられないものです。

 現在のネット選挙の話題で反応が得られないのは、このどれか、あるいは複数にかかっている可能性が極めて高い。

 候補者の情報発信にはほとんど目新しいものがなく、政策の違いも明確な差が見られない。また、応援を呼びかける名前の連呼や投票に行こうばかりでは新しい情報がない。

 メディアの報道もどれを見てもやはり驚きがなく、また分かりにくい。

 考えてみると、これは、何もネット上に限った話ではなく、もともとがそうだった、ということなのかもしれません。

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「ネット選挙が面白くない理由」の著者

鶴野 充茂

鶴野 充茂(つるの・みつしげ)

ビーンスター株式会社 代表取締役

コミュニケーションの専門家として幅広く活躍。リーダーに効果的な伝え方をアドバイスするほか、全国規模のPRプロジェクトに携わる。著書は30万部超のベストセラー「頭のいい説明すぐできるコツ」など二十数冊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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