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「アベノミクス」は今年の「流行語大賞」を獲れるのか?

自民参院選勝利で政策実効性の試金石に

2013年7月23日(火)

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 巷に「アベノミクス」という言葉があふれている。少し考えてみれば「3本の矢」で構成される「アベノミクス」のおかげだとは言い難いことがわかる景気指標の改善についても、一部のマスコミは「アベノミクス効果が表れたものだ」として、安易に報道している。タクシーの運転手に景気はどうかと水を向けた際にも、「アベノミクス効果ですかね」「地方にはアベノミクス効果が来ていない」といった話を聞かされる。

「アベノミクス」引用記事が急増

 新聞記事検索ツールの「日経テレコン」を使って、昨年11月以降に全国紙5紙に掲載された「アベノミクス」という言葉を含んでいる記事の数を、月ごとにカウントしてみた(下グラフ参照)。

「アベノミクス」という言葉を含む記事の本数
注:「日経テレコン21」による検索結果。日本経済新聞と全国一般紙(朝日・毎日・読売・産経)

 昨年11月は、日本経済新聞に26日付で掲載された経済コラムの1つだけだった。しかし、第2次安倍晋三内閣が発足した昨年12月は、36件に増加。件数のカウントには入れていないが、NHKは12月21日のニュース放送で、記者による解説に「アベノミクス」という言葉をとり入れた。年明け後は「アベノミクス」記事が順調に増加。今年に入り1月は320件だったものが倍増して、2月は676件。5月に1000件を突破し、6月は1498件に達した。ここまでは快進撃である。

 ちなみに、「アベノミクス」という言葉がこの検索ツールでカバーされている各種マスコミ媒体に初めて登場したのは、第1次安倍内閣の時、2006年10月3日の朝日新聞と西日本新聞である。いずれも、衆院で前日に行われた代表質問で、中川秀直自民党幹事長(当時)が「アベノミクス」という言い回しを用いたことを報じた記事だった。

ライバルは「じぇじぇじぇ」「今でしょ」

 毎年12月初めに発表される今年の流行語大賞(正確には現代用語の基礎知識選『ユーキャン新語・流行語大賞』の年間大賞)は「『アベノミクス』で決まりだ」という声が、早くも出ている。ネット上で“ライバル”として挙げられているのは「じぇじぇじぇ」「今でしょ」「PM2.5」「井端はいいバッター」などだが、果たしてどうなるか。

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「上野泰也のエコノミック・ソナー」のバックナンバー

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「「アベノミクス」は今年の「流行語大賞」を獲れるのか?」の著者

上野 泰也

上野 泰也(うえの・やすなり)

みずほ証券チーフMエコノミスト

会計検査院、富士銀行(現みずほ銀行)、富士証券を経て、2000年10月からみずほ証券チーフマーケットエコノミスト。迅速で的確な経済・マーケットの分析・予測で、市場のプロから高い評価を得ている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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