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メルマガは最低の“ゴミ”マーケティングだ!

CRMを大成功させる仕組みを考える(前編)

2013年7月26日(金)

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しつこいメルマガ配信は“ストーカー行為”である

 例のごとく、はっきり言おう。

世の中のほとんどのネット通販のCRMは「ゴミ」である。

 ネットで売上を最大化して儲けるための仕組みは、以前話した通り、次の3つのステップを継続的に行うことである。

  1. 広告で多くの“見込客”を効率よく集める=『高いレスポンス』
  2. その見込客に購入してもいらい“既存客”にする=『高い引き上げ』
  3. その既存客に何度もリピート購入してもらい“固定客”にする=『高いリピート』

 成功している企業は、例えどんな業種であろうと、上記3つのステップに従ってネットマーケティングを行っている。

 でも世の中のネット通販のほとんどは、『レスポンス』を上げるための“広告”に関してはものすごく力を入れているくせに、一番重要な『引き上げ』『リピート』を上げるための“CRM(Customer Relationship Management)”はゴミ同然の施策しかやっていない。

 広告でかろうじて獲得したお客様に、ワンパターンでしつこく「メルマガ(メールマガジン)」を配信し続け、そこから「本サイト(ECサイト)」へ誘導している。

 これってマーケティングか? ストーカー行為だよね?

 こんなバカでもできる施策をやっているから、引き上げ率もリピート率も低いのだ。だから、CRMが失敗するのだ。

「メルマガ」なんか明日からやめちゃえよ!

 まずはCRMにおける「メール」の部分について話そう。

 統計的にネットで初回申し込みをしたお客様の7~8割は、2回目以降もネットで引き上がるし、リピートする。なので、ネットにおけるCRMでは、メールマーケティングが一番重要である。

 ただし、企業から送られてくる多くのメルマガは、実は“即ゴミ箱行き”の運命をたどっている。多くの企業はお客様に、あらゆる商品を羅列した宣伝臭いゴミみたいなメルマガを一斉配信して、お客様に無視され続けている。

 そこでまたはっきり言おう。

 ズバリ、「メルマガ」なんか明日からやめた方が良い!

 もっと言うと、メルマガをやっているネット通販ほど大失敗している。今どきのお客様は誰もメルマガなんか読まないのだ!

 メールマーケティングとは、お客様にタイミングよく配信して、開封してもらって、読んでもらって、リンクをクリックしてもらって、ランディングページから申し込んでもらって、初めて効果を出すのである。効果的なメールマーケティングをするためには、「メルマガ発想」をやめ、『フォローメール発想』に切り替える必要がある。

コメント5件コメント/レビュー

まあケース・バイ・ケースですね通販サイトからのお勧めメールはまず屑籠直行、これはおっしゃる通りしかし、自分が好みのものを探して購入した「店」からのメールは必ず目を通してしかも2回に1回は買ってしまう魔のメールになってる。消費物特に嗜好品(ワイン、ウイスキー、食料品)の「美味しそう」と思わせるメールは購入に直結してる場合が多いんじゃないですかねえ鰻屋の煙みたいな感じかな(2013/07/26)

「目覚めよ経営者! 戦うネットマーケッター「LEO」」のバックナンバー

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「メルマガは最低の“ゴミ”マーケティングだ!」の著者

加藤 公一 レオ

加藤 公一 レオ(かとうこういちれお)

売れるネット広告社 代表取締役社長

三菱商事、Havas Worlwide Tokyo、アサツーディ・ケイにて、一貫してネットを軸としたダイレクトマーケティングに従事し、担当した全てのクライアントのネット広告を大成功させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

まあケース・バイ・ケースですね通販サイトからのお勧めメールはまず屑籠直行、これはおっしゃる通りしかし、自分が好みのものを探して購入した「店」からのメールは必ず目を通してしかも2回に1回は買ってしまう魔のメールになってる。消費物特に嗜好品(ワイン、ウイスキー、食料品)の「美味しそう」と思わせるメールは購入に直結してる場合が多いんじゃないですかねえ鰻屋の煙みたいな感じかな(2013/07/26)

○○さんと個人名を入れるのは、発行部数の多いビジネス系メルマガでもしばしば使われる手で、有料メルマガを発行するなら是非活用したいところです。多くのメルマガのダメなところは、初回申し込み日と関係なく、すべてのお客様に週1回とか月1回とかでメールを“一斉配信”をしているところ の件ですが、こちらはあくまでも商品の購入を直接促す通販メールの場合であって、ビジネス系メルマガの場合はむしろ定期的に発行する方が普通。受け取る側も例えば「今日は火曜日だから人事系メルマガの来る日だな」と計算。週1ペースの配信ならば、その日のうちに読んで貰えるように、むしろ最大手発行者に曜日を合わせて配信するコバンザメ商法を取ることの方が多いと思います。アピールは著作やセミナーの紹介にとどめてメール単体から利益を得ることはさほど期待していないビジネスメールと、通販メールの性質の違いが垣間見えるようで、とても興味深いです。(2013/07/26)

メルマガは屑だと言っているのに、フォローメールを・・と言うのはいささか解せない。売込みだろうが、フォローだろうが、受信フォルダにショッピングサイトからセキュリティーやシステムの連絡以外のメールが来ていたら、即ゴミ箱行きなのは同じだからだ。最近は重要なお知らせと称して売り込んでくる輩すらいるぐらいで、フォローのメールも目的は売込みだという事など誰でもわかっている。かえってあざといやり方に嫌悪感が増す。メルマガも最初は有効なツールだったろうし、フォローメールも今は効果が見込めるのかもしれないが、効かなくなるのも時間の問題だ。なぜこういう表層だけを捉えた戦術を取り続けるのだろうか。顧客との真のコミュニケーションを計ろうとしないのはなぜだ。利益を重んじてそれができない体制で数を相手に商売しようとする姿勢が間違ってはいないか。(2013/07/26)

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