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「介護」と「お金」の基本を押さえる(最終回)

2013年8月6日(火)

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介護はみんなで、抱え込まず

 自分自身の老いもそうですが、親が老いていくことも避けられません。その先には、介護があります。ほとんどの人が、避けたいと考え、でも、絶対に避けて通れないのが、親の介護なのです。僕の周りにも、60代で90代の親の介護をする老々介護が珍しくありません。

 自分を育ててくれた親のことは、優しく介護したいと多くの人が考えるでしょう。しかし、親の介護は、いつまで続くか分かりません。すると、介護している家族が疲れ、ちょっとしたことでケンカになることもあります。

 では特別養護老人ホームに預ければいいかというと、施設はとても混んでいて、長期間待たされることが多いようです。

 結局は、在宅介護を中心に、ヘルパーさんに来てもらったり、老健施設を活用したりすることが多いと思うのですが、介護する人の負担は大きい。お金もかかります。家庭内が修羅場になることもあるでしょう。

 そこでお勧めしたいのが、チームでの介護です。1人で抱え込まず、兄弟姉妹はもちろん、ヘルパーさんとチームを組んで、みんなで介護をすることです。

「介護は、悩みを抱え込まないように、プロへの相談をためらわないこと」

 家の外にも、介護の話ができる仲間がいた方がいいでしょう。同じ状況にある人たちが互いにサポートしたり、悩みを話し合って笑い飛ばせたりするような場があると、介護する側のストレスは減らせます。

 それから、悩みを抱え込まないように、プロへの相談をためらわないこと。地域包括支援センターやケアマネージャーの人たちに、遠慮なく相談をします。ご自身の適度なストレス発散も欠かせませんね。

 自分が介護される側になることも、考えておく必要があります。そのときに必要になるのも、お金です。

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「「介護」と「お金」の基本を押さえる(最終回)」の著者

生島ヒロシ

生島ヒロシ(いくしま・ひろし)

フリーアナウンサー

フリーアナウンサー。1950年生れ。米加州立大学ロングビーチ校卒、76年TBS入社。89年独立、生島企画室設立。FP、防災士、東北福祉大学客員教授他。『おばあちゃま、壊れちゃったの?』はベストセラー。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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