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鉄は熱いうちに打て! 女性管理職を増やすカギは初期キャリアにあり

日経ウーマン発行人がスバリ!直言(中編)

2013年8月1日(木)

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正社員の女性比率は27%。「黄金の3割」はいつに?

 「採用では女性の方が優秀、上から取っていくとほぼ女性になってしまうくらい。男に下駄を履かせないと、採用できなくなっているという感じだね」

 「草食男子っていうのかな? 男の子は覇気が感じられないけど、女の子は元気な子が多い」

 就活の取材をしていると、企業の採用担当者から、業界問わずそんな言葉をよく聞く。採用段階では、今は押しなべて女子学生の方が優秀なようである。

 『日経ウーマン企業の女性活用度調査2013報告書』(注)によると、2012年度の新卒採用正社員の女性比率は38.0%。2011年度は36.9%、2010年度は35.5%だったので、その比率は少しずつではあるが高くなっており、4割となるのも時間の問題のようだ。

(注)この日経ウーマン企業の女性活用度調査は上場、有力未上場4329社を対象。回答社数489社。調査期間は2013年1月中旬~2月中旬。調査実施は日経BPコンサルティング。評価指標と測定項目は以下の通り。
(1)「管理職登用度」女性管理職比率、女性の最高役職、女性役員の有無など
(2)「ワークライフバランス度」育児休業取得率、年間総労働時間、有給休暇消化率など
(3)「女性活用度」女性活躍のための専任組織、研修制度などのプログラムなど
(4)「男女均等度」女性社員比率、平均勤続年数、既婚女性比率など

 業種別に見ると、最も低いのは電機・精密の21.2%だが、保険(57.0%)、金融・証券業(53.5%)、個人向けサービス業(53.2%)など、既に新卒採用では女性が過半数を超える業種も出てきた。

 正社員に占める女性比率は27.2%である。これも2011年度は26.2%なので、少しずつ比率は高くなっている。読者の中には、もしかすると、もっと多い割合では、と思われる向きがあるかもしれない。

 しかし、職場に女性の姿がもっとあったとしても、それが正社員とは限らない。男性の場合、職場にいる人が正規雇用である確率が極めて高いが、女性の場合は、正社員のほかに、派遣社員、契約社員、アルバイトなど様々なワークスタイルが職場に混在しているからだ。同報告書によると、女性における正社員の比率は30.4%である。

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「鉄は熱いうちに打て! 女性管理職を増やすカギは初期キャリアにあり」の著者

麓 幸子

麓 幸子(ふもと・さちこ)

日経BPヒット総研所長・執行役員

1962年秋田県生まれ。1984年筑波大学卒業。同年日経BP社入社。2011年12月まで5年間日経ウーマン編集長。2012年よりビズライフ局長に就任、日経ウーマンや日経ヘルスなどの媒体の発行人となる。2014年より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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中村 克己 元ルノー副社長、前カルソニックカンセイ会長