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自分の大切にしていたものを否定されたときが一番頭にくる

2013年8月21日(水)

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 今年の春、わが社のCTOが、珍しく激怒したのを見ました。CTOの貝畑正徳は温厚で滅多に怒ったりはしないので、15年一緒に仕事をしている僕から見ても、なかなか珍しいことでした。

「自分を否定されるよりも仲間を否定された方が頭にくる」

 その激怒した理由は、ある人が大切にしている仲間を侮辱したということでした。その時、CTOはこう言っていました。「自分を否定されるよりも仲間を否定された方が頭にくる」。

 へぇ。そうか。高校時代から含めると25年近くの付き合いになりますが、意外な側面を見た気がしました。もちろん、その仲間を侮辱した人をすごく憎んでいるとかそういうことではありません。もともとカヤックの創業メンバーの3人とも、そんなに人を嫌いになるということがありません。自分に合う、合わないによる得手不得手はありますが、根っこの部分では(いい意味で)どうでもよいと思っているので、固執して嫌いにまでなることはありません。だから、なんとなく3人でもうまくやれているんだと思いますが、今回のこのCTOの激怒も罪を憎んで人を憎まず、つまり本質的にはその本人に向けられたものではないのだと思いますが、それでも仲間を侮辱されるということが彼の何かに触れたのだと思います。

 考えてみれば、自分の大切にしている人や美学を否定された時ほどむかつくことはないし、そういう体験を意外と人はしつこく覚えているものです。

 例えば、身近なところでは、自分の大好きな音楽や文学、そういったものを否定されるだけでも嫌になる人もいます。ちなみに、余談ですが、特に若いうちは、音楽や映画や旅など外部に好きなものを求めがちな気がします。もしかしたら、大人になるということは自分の中に大切なものを育んでいく過程なのかもしれません。

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「自分の大切にしていたものを否定されたときが一番頭にくる」の著者

柳澤 大輔

柳澤 大輔(やなさわ・だいすけ)

面白法人カヤック代表取締役

1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。数千~数万人規模のネットサービスを幅広く展開。ユニークな人事制度や、ワークスタイルなど、制度面も実験中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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