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アタり?ハズレ?最近の「天気予報」がヘンな理由

2013年8月2日(金)

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 ここのところ天気予報から目が離せません。日本列島の広い範囲で災害が起き、ゲリラ豪雨が襲い、雨の降らない日は熱中症対策も必要です。

 しかも今週は「これまでに経験のないような大雨」だとか「ただちに命を守る行動をとるよう」などと、その「表現」の激しさも最高潮の高まりを見せています。

 気象庁は今後、特別警報を出したり危険度をレベル分けしたりしながら警戒や避難を呼びかけるようになるそうです。

 ただ、それだけではどうもうまく行動につなげられそうな気がしません。効果的に行動を促すために必要な条件やアクションが抜けているように感じるのです。

 今回は、そんな問題意識を持ちながら、動画からヒントを得つつ、天気予報を通じて効果的に人の行動を促す伝え方について考えてみたいと思います。

 ネット動画はアイデアの宝庫。それでは今週もいってみましょう。

カレーのようになっていく防災気象情報

 警戒を促されつつも、視聴者としては身動きがとりにくい。それが最近の天気予報を見ていて感じる違和感です。

 8月末から「注意報」「警報」に加えて「特別警報」というものが使われ始めるそうです。大規模な災害発生が切迫していることを伝え、迅速な避難行動を呼びかけるものです。

 さらに3年後には危険度によってレベル1からレベル5にして表現することを予定しているそうです。まるで辛さをレベル分けしているカレーのようです。

 危険度をレベル分けして知らされること自体は、行動の参考にする上では有効です。少なくとも、「経験したことのないような」とか「この数十年間災害の経験のない地域でも可能性が高まっている」といったボジョレーヌーボーのキャッチコピーのような感覚的な表現よりははるかにいい。

 感覚的なものは大げさになりがちで具体性に乏しく、発信者と幅広い受信者の間で同じイメージを共有しづらいため、結果的に行動に結びつきにくいからです。

 また、花粉予報に使われるような「去年の10倍」のように、人によっては思い出せない過去や日頃意識しない平年と比較されるよりも参考になります。

 慣れると地震の震度のように体感的にその深刻さも理解できるようになることでしょう。

 ただ、これだけではダメです。うまく行動できないだろうと思います。

 なぜか。

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「アタり?ハズレ?最近の「天気予報」がヘンな理由」の著者

鶴野 充茂

鶴野 充茂(つるの・みつしげ)

ビーンスター株式会社 代表取締役

コミュニケーションの専門家として幅広く活躍。リーダーに効果的な伝え方をアドバイスするほか、全国規模のPRプロジェクトに携わる。著書は30万部超のベストセラー「頭のいい説明すぐできるコツ」など二十数冊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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