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日本の中古車、アフリカで爆発的ブーム

ネット通販で市場開拓の先兵に

2013年8月20日(火)

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 今、ある自動車マーケットが絶好調だ。中古車の輸出である。

 国際自動車流通協議会(iATA)が財務省の貿易統計をベースに集計したデータでは、2013年1~6月の輸出台数は56万1041台。これは前年同期比13%の増加となる。

 ちなみに過去最高は2008年。リーマン・ショックの影響で年後半は減速したが、それでも134万7000台の輸出を記録した。今年はそれに迫る勢いで成長している。

 ちなみに1~6月の国内の中古車販売台数は登録車ベースで前年比2.9%の減少。新車販売が低迷すれば、良質な中古車の数は減り、中古車販売にも影響を与える。だが、こと輸出はそんなことをものともせず伸びている。

ミャンマー最大の都市ヤンゴン市内を走行する大半のクルマが日本からの輸出中古車だ

牽引するミャンマー、アフリカ向け

 輸出が伸びているのには複数の理由がある。まず、円高の是正。世界各国でもともと品質に定評がある日本の中古車の価格が、円安によって相対的に安くなったことで、一気に需要が増えた。

 市場構造の変化もある。それが、輸出先の多様化だ。輸出先を国別に見ると、かつてから最大の輸出先としてトップの座にあるロシアが8万4535台(2013年上半期)。これに次ぐのがミャンマーで、6万9107台となった。それ以外にも6月の輸出先上位10カ国には、ニュージーランドや南アフリカなどの常連に加え、ケニアやチリ、モンゴル、キルギス、ウガンダなど、新たな国々が食い込んでる。

 中でも牽引役となっているのがアフリカで、実に上位30カ国のうち10カ国がアフリカとなった。最後のフロンティアとしてあらゆる製品・サービスの市場で期待が高まっているアフリカだが、既に中古車では巨大マーケットとして台頭してきている。

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「日本の中古車、アフリカで爆発的ブーム」の著者

熊野 信一郎

熊野 信一郎(くまの・しんいちろう)

日経ビジネス記者

1998年日経BP社入社。日経ビジネス編集部に配属され製造業や流通業などを担当。2007年より日経ビジネス香港支局に異動、アジアや中国に関連する企画を手がける。2011年11月に東京の編集部に戻る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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