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猛暑、渇水、豪雨でも忘れ去られた温暖化対策

非現実な目標を押し付け合った政治の果て

2013年8月29日(木)

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 「40年間でもっとも危機感がある」。

 8月12日。長野県伊那市にある三峰川電力の中山義文副所長は、35度を超える猛暑の中、発電所内を歩きながらつぶやいた。中山副所長は40年以上、同電力に勤めるが、今夏の降雨量の少なさは異常だという。

 三峰川電力は丸紅の子会社で、中小型の水力発電所を運営する。ダムと違って水を貯めるのではなく、川から水を引いて高低差を使って水車の原理で発電する。そのため、毎年の降水量と真正面から向き合うことになる。同社は三峰川流域のほか、長野県茅野市と山梨県北杜市でも小水力発電所を運営している。

最大で4万kwの発電能力がある。丸紅が2000年に昭和電工から買収した

 夏の渇水などが言われて久しいが、実は年間を通じると降雨量は帳尻があってきた。夏に少なければ、冬に増えるケースが多く、年間の取水量は目標に対して87~110%の間に収まってきたという。

 今夏は降水量が極端に少なく、これまでのパターンから外れるかもしれない。今年5月の伊那地方の降水量は観測史上で最も少なかった。最大の発電能力がある第一発電所は発電機が2つあるが、取水量が少ないために1基のみの運転になっている。

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「猛暑、渇水、豪雨でも忘れ去られた温暖化対策」の著者

大西 孝弘

大西 孝弘(おおにし・たかひろ)

日経ビジネス記者

1976年横浜市生まれ。「日経エコロジー」「日経ビジネス」で自動車など製造業、ゴミ、資源、エネルギー関連を取材。2011年から日本経済新聞証券部で化学と通信業界を担当。2016年10月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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