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ゴディバの1人勝ちを打破する「チョコレート維新」

チョコの薀蓄でモテるためのマーケティング

2013年8月29日(木)

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 立秋を過ぎ、暦の上では秋。そして、世はアベノミクス景気である(少なくとも去年よりはかなり明るい)。そろそろ、しっぽりとクラブ(オジサン向けの踊らない方だ)あたりへ出かけたくもなってくる。デフレ期間は会社近くの290円均一の居酒屋に潜伏していたお歴々も、銀座あたりへの復帰戦をお考えではなかろうか。

 さて、銀座のクラブに出かけるとなると、紳士の皆様方の関心事は、何といってもモテであろう。

 夜の街でモテたいと思う男性は後を絶たない。モテるために話題を仕入れようとする男性もまた、後を絶たない。しかし、そこでクールジャパンのアニメ戦略とかジャパネットたかたの成長物語の知識を披露しても、大概モテない。それにこの手の話題は意外に詳しい人が多いから、付け焼き刃ではボロが出る。

 では、何の話をすればモテるのか。

 筆者の独断と偏見からすると、それは、チョコレートである。あくまで一般論だが、女性はチョコレートが好きだ。チョコレートについて語れる男は、新型のスマートフォンやレゲエの蘊蓄を垂れる男よりもずっと愛される。

日本では、チョコのライバルはお米

 お菓子業界は3兆1700億円市場。チョコレートはその約14%を占める(約4500億円)。用途は製菓などの業務用と、個人消費用に分けられる。個人消費用はさらに、自己消費向けとギフト向けに分類される。

 わが国の1人当たりのチョコレート消費量は年間約2キロ強だが、これは欧州の約5分の1にすぎない。なぜか。日本では米(夕食)と小豆(あんこ)に負けるからだ。

 欧米人は日中だけでなく、夜にもチョコレートを食べる。チョコレートが、ホテルでベッドサイドに置かれているゆえんである。寝る前、ちょっと小腹が減ったときの必需品なのだ。

 ところが日本人にはこの習慣はない。夕食に米を食べる。米には糖分が多く含まれ、そこで十分に摂取できる。かくして日本では、米がチョコレートの強力なライバルとなっている。

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「ゴディバの1人勝ちを打破する「チョコレート維新」」の著者

上山 信一

上山 信一(うえやま・しんいち)

慶応義塾大学総合政策学部教授

1957年大阪市生まれ。京都大学法学部卒。米プリンストン大学公共経営学修士。旧運輸省、マッキンゼー(共同経営者)を経て現職。専門は経営戦略と行政改革。九州大学ビジネススクール客員教授。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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