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世界の話題は「東京五輪」ではなく、「第三次世界大戦」です

爆発的に広まる「開戦を訴えるビデオ」の本当の狙い

2013年9月13日(金)

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 今週、国内で五輪招致のプレゼンテーションが話題になる中、米国では、シリア攻撃に進むかどうか緊迫した状況が続いています。そしてそんな状況で、米国による第三次世界大戦の開戦とその支援を呼びかけるネット動画が爆発的に広まりました。

 しかしこの動画、よく見ると皮肉に満ちた反対運動のために作られたものでした。反対プレゼンテーションです。

 それを見て改めて考えたのは、日本国内において、国内政策に対する反対運動としてのプレゼンテーションはあまり見たことがない、ということでした。

 そこで今回は、動画を参考にしながら、オープンな形で反対意思をアピールするためのポイントについて考えてみることにしたいと思います。

 ネット動画はアイデアの宝庫。それでは今週もいってみましょう。

高評価9割!?「第三次世界大戦」開戦アピールの動画

 社会や組織の大きな流れに反対するというのは難しいことです。

 ましてそれが国の政策ともなれば尚のことです。たくさんの権力者や頭のいい人、利害関係者たちが集まって考えている。反対されないようにもしている。そんな状況では反対意思を表明することすら容易ではありません。

 例えば、国内の場合、まだ与野党の勢力が拮抗している時なら、野党のチェック機能としての役割を期待し、成り行きを見守ることができるのかもしれません。しかし、現在のようにほとんど単独政権のような状態で、仮に政権が極端な方向へと舵を切り出した時、一体われわれはどうすればいいのでしょうか。国民が取り得る対抗策として考えておいても損はないでしょう。

 この動画はその観点からとても参考になります。公開3日で再生回数は100万回を突破し、しかもその内容には9割が高評価をつけています。

 この動画によってオバマ大統領がシリア侵攻を踏みとどまったとは言いません。実際、攻撃に対する国内支持率も低かった。しかし、コミュニケーションの専門家としてこの動画を見た時に、その内容や構成は反対意見を効果的にアピールする要素が確かに多く含まれていると言えます。

 五輪招致において、話題になったあの最終プレゼンテーション。東京の魅力「お・も・て・な・し」も効果的に伝えられたと思います。プレゼンだけで決まったわけではありませんが、あのプレゼンは確かに良かった。

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「世界の話題は「東京五輪」ではなく、「第三次世界大戦」です」の著者

鶴野 充茂

鶴野 充茂(つるの・みつしげ)

ビーンスター株式会社 代表取締役

コミュニケーションの専門家として幅広く活躍。リーダーに効果的な伝え方をアドバイスするほか、全国規模のPRプロジェクトに携わる。著書は30万部超のベストセラー「頭のいい説明すぐできるコツ」など二十数冊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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