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「ていぱーく」閉館は長期デフレの象徴?

「郵便物引受数」と景気との連動性を考える

2013年9月18日(水)

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 「ていぱーく」の愛称で親しまれてきた、東京・大手町にある逓信総合博物館が8月31日に閉館した。入居しているビルが再開発の関係で取り壊されるためだ。ちなみに、大手町では再開発があちこちで進んでいる。「ていぱーく」のすぐ近くでは、筆者がマーケットの世界に1988年に飛び込んだ舞台である旧富士銀行の本店ビルを取り壊した跡地に、「大手町タワー」という超高層ビルが完成間近である。

惜しまれて閉館した東京・大手町の「ていぱーく」

 話を戻すと、「ていぱーく」が昔の逓信省による郵便博物館として創設されたのは1902年(明治35年)だった。そして、旧郵政省や旧日本電信電話公社などの共同運営に切り替わった1964年、つまり前回の東京オリンピックが開催された年から逓信総合博物館という名称になった。長らくの間、郵便と通信の歴史をわかりやすく紹介してきた。

 筆者はこの博物館の古くからのファンだった。切手収集が趣味の1つだった子供の頃、そして大人になってからは自分の子供を連れて、何度も訪れた。貴重な品々の展示だけでなく、世界各国のポストの実物展示や、バイクにまたがって郵便配達をするゲームなど、さまざまな趣向もある。

最終日は大盛況

 1963年生まれである自分が生きてきた時代とほぼ重なり合って存在してきた博物館の閉館には寂しさを感じざるを得ない。猛暑の8月31日、最終日となった「ていぱーく」に入場すると、閑散としていたいつもの様子とはまったく異なり、お年寄りから小さな子まで、ものすごい数の人が押し寄せていた。

 この博物館のテーマは、長きにわたりコミュニケーション手段の柱になってきた郵便と電話である。だが、21世紀はやはり、インターネットの時代。電子メールで用事をすませる人が増えたことから、手紙を書く機会はめっきり減った。年賀状を紙の形ではまったく出さない若者も増えているようである。

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「「ていぱーく」閉館は長期デフレの象徴?」の著者

上野 泰也

上野 泰也(うえの・やすなり)

みずほ証券チーフMエコノミスト

会計検査院、富士銀行(現みずほ銀行)、富士証券を経て、2000年10月からみずほ証券チーフマーケットエコノミスト。迅速で的確な経済・マーケットの分析・予測で、市場のプロから高い評価を得ている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官