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調子どう?今年イマイチならば、来年はいいですよ

「平均への回帰」を知っていれば、運、不運で騒ぐことはない 

2013年10月2日(水)

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 「平均への回帰」というキーワードをご存じでしょうか。統計学で使われる言葉です。
 Wikipediaをみるとこのように説明されています。

 1回目の試験結果が偏っていた(特別に良かった、悪かったなど)対象について2回目の試験結果(時間的には逆でもよい)を調べると、その平均値は1回目の測定値よりも1回目全体の平均値に近くなるという統計学的現象をいう。

 何度か読みこまないと、今一つ意味がよくつかめない説明ではありますが、僕は勝手にこう解釈しています。

「平均への回帰」の僕的解釈

 要は「異常値が続くことは世の中にはそんなになく、結局、物事は平均に近づいていく」ということかなと。

 例えば、カヤックではサイコロを振って給料を決める仕組み「サイコロ給」(毎月「給料×(サイコロの出目)%」を+αとして支給する制度)がありますが、ある年にサイコロの目のアベレージの高かった社員が、次の年も高くあり続けるということは滅多にありません。なんだかんだで平均化されていきます。

 スポーツの世界のプロ野球でも、「2年目のジンクス」といって、新人賞を獲った選手が2年目にはパッとしないことが多いようです。もちろん2年目だから、他球団から研究されてしまったということもあるかもしれませんが、最初の年に幸運が重なり、2年目からは実力相応の成績に落ち着つく、というケースが意外に多いということでしょうか。

 確かに、プロ野球のように成績が数字で出てしまうシビアな世界では、このような「平均への回帰」という現象が起きると言われると納得感があります。好調、不調という時期があるとしても、長い目で見れば、必ず実力にあった平均に落ち着くのだということが毎年数字でよく分かるからです。

 そのように考えると、僕が仕事をしていくうえで大事だと思っていることが2つあります。

「ビジネスという“奇妙な冒険”」のバックナンバー

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「調子どう?今年イマイチならば、来年はいいですよ」の著者

柳澤 大輔

柳澤 大輔(やなさわ・だいすけ)

面白法人カヤック代表取締役

1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。数千~数万人規模のネットサービスを幅広く展開。ユニークな人事制度や、ワークスタイルなど、制度面も実験中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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三品 和広 神戸大学教授