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非常時のリーダーシップ。橋下市長の災害対応に「違和感」がある理由

2013年9月20日(金)

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 台風が日本列島を通過した週末、ある政令市の現役市長二人が対照的な行動を取りました。1人は市内の被害状況を確認するために現場を回り、もう1人は自宅からツイッターでその現場を回る市長を批判しつつ、目前に迫る選挙について持論を展開しました。

 リーダーの真価は非常時に問われると言います。災害時にとった2人のリーダーの対応は明らかに違いが際立っていました。その違いから何を学べるのでしょうか?

 いざという時、リーダーは一体どのように対応すべきなのか?

 今回のケースで大きな示唆がありましたので、いつものように動画を見ながら考えていきたいと思います。

 ネット動画はアイデアの宝庫。それでは今週もいってみましょう。

行くべきか、行かざるべきか。それが問題か。

 時は福井県、滋賀県、そして京都府の全域に、運用が始まったばかりの特別警報が出された日のことです。

 自身の選挙スケジュールを変更して現場視察に回ったのは大阪・堺市長の竹山修身氏。これに対してツイッターで「対応」していたのは、大和川を隔てた対岸の大阪市長、橋下徹氏です。両市ともに大和川流域に避難勧告を出していました。

 大災害などに際して、現場に行くかどうか、どこでどう過ごすかはリーダーにとって大きな問題。危機が去った後にも振り返って問われることが多い、実務的にも象徴的にも重要な意味を持つ特別な「時間」です。

 橋下氏はその時、自宅からツイッターで目前に迫る堺市長選に絡めて大阪都構想に関する持論を展開。維新の会が擁立する候補の相手候補である現職の竹山市長を批判しました。

 これに対して、「緊急時にツイッターしている場合じゃない」「現場に行くべき」などと批判を受けたものの、橋下氏は、「市長が現場を見たところで大量の随行職員を引き連れて説明を受けるだけ」「トップが現場に出るのは吟味が必要。そうでなければ単なるパフォーマンス」などとツイートの連投を続けました。

 リーダーが現場に行かずに批判を受けたケースは数多く、また休暇で旅行していた、ゴルフをしていた、飲み会に参加していた等、そもそも対応にあたらなかったことを指摘されるケースは枚挙に暇がありませんが、急いで現場に行くことで後に大きな批判を受けた原発事故の時の菅直人首相(当時)などのケースもあり、単純に現場に行けばいいか、というとそうとも言い切れません。

 問題が収束していないケース、現場に行くことが危険を伴うケースなどは一考の余地が確かにあります。

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「非常時のリーダーシップ。橋下市長の災害対応に「違和感」がある理由」の著者

鶴野 充茂

鶴野 充茂(つるの・みつしげ)

ビーンスター株式会社 代表取締役

コミュニケーションの専門家として幅広く活躍。リーダーに効果的な伝え方をアドバイスするほか、全国規模のPRプロジェクトに携わる。著書は30万部超のベストセラー「頭のいい説明すぐできるコツ」など二十数冊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官