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「ホリエモンラジオ」が日本を変える

日本人よ、ラジオを“音声ブログ”化せよ!

2013年10月3日(木)

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 筆者が少年の頃は、夜、寝床でラジオを聞こうとすると、お目当ての放送を邪魔するように、北京放送(1044kHz)、平壌放送(主に621kHz)、モスクワ放送(1251kHz・当時)などが聞こえてきた。無論日本語だ。迷惑この上ないと思っていたのは最初だけ。だんだんと、その奇天烈な内容に夢中になっていった。

 「巨大独占資本の横暴」「米国の覇権支配」「日帝打倒」などなど、少年期の私は社会科学の入門編を社会主義国から飛んでくる電波で学んだ。

深夜のラジオでサヨクになった

 これらの放送局が言っていることは、実は「政府はアホや、だまされたらあかん」とくだを巻いていた近所の大阪のおっちゃんたちの主張と一致していた。身近なおっちゃんと異国のラジオのお姉さんが同じことを言っている!…これすなわち世界の真実なり、とナイーブな少年だった私が心情的左翼になるのは当然の成り行きだった。その延長でやがて私は“京大サヨク”に憧れ、勉学に励むようになり、長じて大人になっても改革だの維新だのにかかわるのだから、ラジオの影響力はバカにならない。

 さて、今日の本題はサヨクから転向した私の人生ではない。ラジオ業界のビジネスモデルである。

ラジオ、ウイスキー、ノートは日本の3大衰退産業 

 ラジオ業界の売上げは、2000年に2505億円だったのが2011年には1463億円にまで下がった。やっと昨年下げ止まったが、ずっと縮み続けてきた。

【図1】地上波民放ラジオ営業収入(億円)
(社)日本民間放送連盟編「日本民間放送年鑑」各年版、「2012年度のテレビ、ラジオ営業収入見通し」および(株)放送ジャーナル社「週刊テレビ研究」2012年7月30日付を基に作成

 この衰退ぶりは、ノートやウイスキーにも似ている。我が国のウイスキーの販売量がピークを迎えたのは1983年(38.3万キロリットル)。それが今は5分の1近く(7.3万キロリットル)に激減した。昨今、サントリーが仕掛けたハイボールがブームとなり、やっと下げ止まった。

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「「ホリエモンラジオ」が日本を変える」の著者

上山 信一

上山 信一(うえやま・しんいち)

慶応義塾大学総合政策学部教授

1957年大阪市生まれ。京都大学法学部卒。米プリンストン大学公共経営学修士。旧運輸省、マッキンゼー(共同経営者)を経て現職。専門は経営戦略と行政改革。九州大学ビジネススクール客員教授。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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