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「英語はできるけれど仕事ができない人」にならないために

第3回 海外で通用するコミュニケーション

2013年10月18日(金)

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 日本人にとって、グローバル社会で誤解がなく効率の良いコミュニケーションをすることは容易ではない。なぜなら、まず第1に言葉の問題がある。第2に、異文化間では意志や気持ちの伝え方が非常に違う場合が多く、英語がうまくなったとしても、“直訳”ベースでは意図が正確に伝わらない。すなわち、多国籍な環境での共通原則や世界に通用する基本的マナー、そして曖昧性が一番嫌われることをよく知っていないと、正しいコミュニケーションはできないということだ。グローバルエリートともなれば、この両方に精通していなければならない。まずは言葉の問題からいこう。

 グローバル、マルチナショナルの言葉と言えば、やはり何と言っても英語だ。ますます垣根のないフラットな世界になっていく中で、そして、ますます個人個人が結びついていく世界の中で、英語はもはや必須であり、不可欠だ。残念ながら、世界中の先進国で、英語の浸透が最も遅れているのが日本人だ。読み書きはまだしも、聞く、話す、を最も苦手としている。

 西欧ではもちろん英語が共通語だが、アジアでも1度は西欧の植民地になったところが多いこともあり、皆英語をよく話すし、英語が共通語となっている。中国や韓国でも国として英語に力を入れており、聞く、話す、のレベルは日本よりずっと高い。“世界語”を話せないという言い訳は、これからはもうできないだろう。

やはり和製英語はいただけない

 歴史的にも内向きな日本は、学問としての英語、読み書きにはある程度力を入れてきているが、世界の人々と付き合うための、言葉としての英語はダントツに遅れている。個人個人として世界とは付き合わないが、海外のものは何でも取り入れる日本人の中では、和製英語が氾濫している。

 昔は、和製英語は物品や事象など名詞についてだけであったが、今や“なう”とか“ゲット”などの形容詞や動詞にも英語が入り、省略化され(ニューヨークのグランドセントラル駅は“グラセン”、“コンビニ”は日常語だ)、日本語化され、それが和製発音で日本語の文章にちりばめられていく。これでは英語とは程遠い。むしろ日本語は正しい日本語で、英語は正しい英語で行きたいものだ。

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「「英語はできるけれど仕事ができない人」にならないために」の著者

安田 信

安田 信(やすだ・まこと)

安田信事務所社長

1937年生まれ。学習院大学卒業、米イリノイ大学大学院修了(会計学修士)。日・米・アジアなどにおける数多くの多国籍企業の世界で40年を超えるキャリアを持つ。87年、安田信事務所設立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官