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見出し人間、まとめていいとも!

2013年10月24日(木)

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 世の中は油断がならない。原稿を書き始めようとしたとたん「笑っていいとも!」終了の報が入ってきた。

 司会者についてはそのうち書くことがあるかもしれないし、書かないかもしれない。私は率直にいってこの人のことがデビュー時から好きだし、テレビ漬け人間としては色々と感慨もあるが、今は「語る」本も出て、長寿番組も終わって、誰もがいちばん氏のことを語りたい時期であろうから、あわてて乗っかることもない。……というか「タモリのことなら誰よりもオレがいちばんよくわかっている」と思っている視聴者は日本に10万2千人くらいはいる。そういう人であるから天下を取ったのである。

 とはいえ、いわゆる時事ネタとしては、リンゴの会社の新製品や新OSの発表と並び、昨日のウチのTLのいちばん大きなニュースではあった。こういうコラムを書いていると、そこはやはり気になるところなので、あれこれネット散策を始める。そもそも終了の報も、番組ではなく、ツイッターやネットニュースの類で知ったのであった。

 いわゆる「まとめサイト」なども見に行き、いつものように、あえて火種の元になるように仕向けている、予断を誘発させるタイトルや作為的な内容の編集に辟易とし、さらに、ただ最新の話題に乗っかりたいだけの大量のどうでもいい書き込みに嘆息しながらも、所々に貼り付けてある過去番組の動画リンクについつい引っかかってしまい、まあなんだかんだで、えらそうなことはいえないくらい楽しんだりもしたのだった。

 そうだった。いいともの話ではなくて、今回はまとめサイトとか見出しについて書こうと思っていたのだ。

 一口にまとめサイトといってもピンキリで、ネットの常として、たいていはUP主やコメント者の匿名性が高くなるほど遠慮はなくなり、柄は悪くなる。そういう場所でも玉がないとはいわないが、割合としては石のほうが増えていく。巨大掲示板に連動しているまとめサイトは、まとめ方もレスも、どう見ても悪意のほうが幅を効かせている。

 もとより、すべてに礼儀正しくあれよかしと聖人君子のようなことをいうつもりはない。ピンもキリも、何らかの存在理由があってしかたなく存在するのだ。

 ただ、好みや苦手はある。
 ちょっと前にこのコラムでも、なぜFacebookが苦手か、ということを書いた。実名主義の極のような、ピンキリでいえば一見ピンに見えるSNSだが、これはまた逆に、その実名主義ゆえに本音がいいづらくなり、コメント欄はリップサーヴィスの同意者で埋まりがちになる……という居心地の悪さがある。

 だからといって匿名性の高い2ちゃんに本音が集まっているとは考えない。

コメント9件コメント/レビュー

記事の本筋と甚だしく乖離した、下世話で扇情的な見出し…といったら真っ先に頭に浮かぶのは他でもない「日経ビジネスオンライン」です。(2013/10/24)

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とり・みき

とり・みき(とりみき)

マンガ家

熊本県出身。ギャグマンガをメインにしながら、エッセイコミックやストーリー物も手がける。94年『DAI-HONYA』98年『SF大将』で星雲賞、95年『遠くへいきたい』で文春漫画賞を受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

記事の本筋と甚だしく乖離した、下世話で扇情的な見出し…といったら真っ先に頭に浮かぶのは他でもない「日経ビジネスオンライン」です。(2013/10/24)

中々興味深い内容でした。見出しで騙されますよね。一次情報のリンクでも貼ってあればまだいいほうですが、二次、三次だともう。煽りタイトルで騙された事は新聞雑誌中吊り広告で嫌と言うほどありましたがネットは更に顕著ですね。とにかくできるだけ一次情報にたどり着いて意見を言うようにしたいもんです。所で責任の問題ですがその昔、郵便配達員が「配達中に殺人事件」を起こしても郵便局も郵政省も謝るのは可笑しいですよね。殺したのは配達員個人の問題ですから、とすっとぼけた事を言って失笑を買った人の話を聞いた事があります。私も勤務外で勤務と何ら関係ない事件で会社が謝罪会見まで開くのは可笑しいと思う人ですが、先の例は業務中ですから当然会社の問題にも直結しますよね。あと大学生が犯した犯罪で大学が謝罪するのも本来は可笑しいと思うのですが、大学教員の友人の話によると昨今の大学生は躾がまるでなってない学生が多いそうで、高校の先生との懇談会でも問題になっていて話を聞いたら小中で躾けできなくて高校に先送りされ高校でも躾できなくて大学で躾をお願いしますと言われて唖然としたそうです。で、大学では事ある毎に小中学生に言うような基本的な躾もしているのだとか。正直大学生になってそれかい!って思いはありますが、遊びに行った友人の大学で現場を目撃して納得しました。大学は小中高の延長でしかないので大学側が謝るのも有りなんだと。(2013/10/24)

だから― ですよ、見出しは大事。だけど政治家の方々もよく云われるじゃないですか、あれは私の本意ではないだの、前後の文脈で判断して欲しいだのと。でも結局見出しの通りとしかならない場合、実は私の本意は―だったり、舌っ足らずだったと謝るにしては慇懃無礼な結末もあるなどいろいろ。多弁、長広舌の内に滲み出てくる喋りくずというのもある。建前と本音という真に重宝ながら極めて厄介な此奴。時に便利、時に不都合な折々、主たる食材にまぶして語られるか隠し味として使われる手法だが、建前でなく本音で語ろうと言う端からその事自体建前ばかりと見做された際どうなるのと問いたくなる。見出しよ、一を聞いて十を悟る を地でいって。(2013/10/24)

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