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「体に悪いよ」「健康に良くない」と宣伝して、繁盛している飲食店

2013年10月25日(金)

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 消費税の来春アップが決定してからというもの、春までに新規投資をして新しい事業を立ち上げようと動き出す話をあちこちで聞くようになりました。ところが、それに続けて聞こえてくるのは、実際にはなかなか良いアイデアが浮かばない。どれだけ頭をひねって考えても、すでに他社がやっているか、驚きがない案しか出てこないと言う話です。

 そんなところに今週、元従業員がネットで勤務先の悪口を書いて注目を集めた飲食店のニュースが広がりました。よくある話と思いきや、実はこのお店、たいへんユニークな発想で注目されている飲食店だったのです。

 ひょっとしたら「何か考えろ」と言われて悩んでいる人たち、新しいアイデアを探している人たちのヒントになるかも?

 ということで、今回はそんなお店から学ぶ発想のコツと教訓について、いつものようにネット動画を見ながら考えてみたいと思います。

 ネット動画はアイデアの宝庫。それでは今週もいってみましょう。

「体に悪い」をウリにする飲食店

 「私は9000カロリーのハンバーガーや乳脂肪のミルクシェークなどを提供し、体重350ポンド(158.76キロ)以上なら食事無料を宣伝文句にしている店の元店員です。病院をモチーフにしたレストランで、店内で客は患者のようにガウンを着て食事をし、食べ残すと看護婦に扮した店員に木のへらでお尻を叩かれるルールなの。何でも聞いてね」

 ネット掲示板に登場したその人物は、その店が素人的でひどく気の滅入る職場だったと述べ、ある時は、食事中に意識を失った客に向けて動画を撮影するように指示され、後でそれをメディアに送るんだと言われた、等と書き込みをしていたことが報じられています。

 ネットに勤務先の悪口を書く。職場のひどい実態をぶちまける。またよくある話が出てきたのかな、という目で見ていると、どうやらその飲食店が普通ではない。

 上の短い文章の中にもすでにいくつものアブノーマルな情報が入っているので、イメージするのに少し時間がかかるかもしれませんが、中でも目を引いたのはその店名でした。

 「ハートアタック(心臓発作)グリル」というのです。

 数千カロリーのハンバーガーや、ラードで揚げたフライドポテトなどの高カロリーなメニューを取り揃え、「死んでも食べたい」をキャッチフレーズに展開してきた同店は、最近、食事中の客が心臓発作を起こして救急車で運ばれる騒ぎがあったばかりです。

 一体どんな運営をしているのか、と思ったら、店のオーナーがインタビューでこう話していました。

 「うちの店で提供している食品は体に悪く、食べていると死ぬだろうから近づかない方がいい。弁解せずにこんなことを言うレストラン経営者は世界でも私くらいだろうね」

 実際に店内で過去3人が心臓発作を起こし、1人が死亡しているとオーナーのジョン・バッソ氏は語っています。

 これだけでも普通でないことが分かりますが、このオーナーのインタビュー映像をいくつも見ていて、興味深い点に気づきました。

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「「体に悪いよ」「健康に良くない」と宣伝して、繁盛している飲食店」の著者

鶴野 充茂

鶴野 充茂(つるの・みつしげ)

ビーンスター株式会社 代表取締役

コミュニケーションの専門家として幅広く活躍。リーダーに効果的な伝え方をアドバイスするほか、全国規模のPRプロジェクトに携わる。著書は30万部超のベストセラー「頭のいい説明すぐできるコツ」など二十数冊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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