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「美の巨人」に挑むフィリップス

美容家電「再」参入の勝算は

2013年10月31日(木)

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 少子高齢化の進行もあり、成長鈍化が指摘されることが多い国内家電市場。その中で数少ない右肩上がりの成長を続けているのが、ヘアドライヤーやスチーマーなどの「美容家電」だ。野村総合研究所の調査によると、国内市場規模は2013年に約1500億円、2015年には約1700億円に拡大するという。

 現在、その美容家電市場を牽引しているのがパナソニック。「Panasonic Beauty」というブランドをいち早く確立し、ここ数年は矢継ぎ早に独創的な商品を投入している。直近では2012年秋に、めがねのように装着して目元をケアする美容家電「目もとエステ」を発売。発売から1年間で、25万台を売り上げる大ヒットを記録した。

 競合する家電大手も黙って見ているわけではない。2012年にはシャープや東芝ホームアプライアンスが美容家電分野に新規参入した。だが現状は、「王者パナソニックの牙城を崩せているとは言い難い」(ある家電メーカーの企画担当者)。

美容家電に50年以上の歴史

 こうした状況の中、今年9月にフィリップス エレクトロニクス ジャパンが国内市場への再参入を果たした。新たに「Philips Beauty Collection」というブランドを立ち上げ、美容家電を展開していくという。東京都内では、JR山手線の「トレインチャンネル」で宣伝されていたので、一度は目にされた読者の方もいると思う。

フィリップスは「Philips Beauty Collection」のブランドで美容家電を展開。イメージキャラクターを務めるのはモデルの橋本麗香さん

 同社で商品企画を担当する鍛治いく美・マーケティングマネージャーは、ブランド名について、「女性本来の美しさを引き出したいとの思いから命名した。決して競合を意識したわけではない」と説明する。だが、国内王者・パナソニックへの対抗を打ち出しているのは間違いないだろう。

 あまり知られていないが、フィリップスは本社のあるオランダでは50年以上前から女性向けの美容家電を手がけている老舗メーカー。現在は世界100カ国で展開しており、その商品数は400以上に達するという。

 本社の研究開発チームで抱える、女性の除毛・脱毛専門の研究者は60人以上。その研究は50年以上続けており、「世界各国の最先端医療を手がける皮膚科医とのネットワークが構築されている」(鍛治マネージャー)という。臨床試験はのべ105回、2200人に対して実施しており、本格的な組織であることが伺える。

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「「美の巨人」に挑むフィリップス」の著者

佐伯 真也

佐伯 真也(さえき・しんや)

日経ビジネス記者

家電メーカーで約4年間勤務後、2007年6月に日経BP社に入社。専門誌・日経エレクトロニクスで、デジタル家電やディスプレーなどの最新技術動向を執筆。2013年1月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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