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経営者は未来を、管理者は過去を、実務者は現在を

ピジョン会長が語る「個を強くする経営」

2013年10月30日(水)

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 企業風土を変え、企業を強くしている経営者に会ってきました。その会社は、哺乳瓶で有名なピジョン株式会社です。優れた技術を持っていながら、大きく発展できなかった企業が、過去にとらわれず、企業の本質を掴み、見事に発展されました。

 その経営者に、直接お会いして、明日を見る視点、決断する瞬間の想いについて聞いてまいりました。

今を自慢してみても、過去を懐かしんでも仕方がない

横田:テレビなどで、お話される内容をお聞きして、未来をしっかり見据えたお考えをお持ちの経営者という印象を持ち、是非、「明日の決定学」でご紹介したいと思い、大越会長にお声がけさせていただきました。どうぞ、よろしくお願いいたします。

大越 昭夫:ピジョン株式会社代表取締役会長。1969年新潟県立直江津高校卒業後、ピジョン入社。86年退社後、2001年ピジョンに再入社。07年4月社長就任、13年4月会長に就く。

大越:僕も、横田さんの本3冊を読ませていただきましたよ。結構、僕と近い考えをしておられると思いました。「過去なんてどうでも良いんだ! とにかく未来だ!」という箇所が特にね(笑)

横田:そうでしたか。やはり、未来を向いておられると思っていたのです。少し、大越会長のこれまでのことをお話しいただいてよろしいでしょうか。

大越:僕の経歴がちょっと面白くて、一度、ピジョンを辞めて、また戻ってるんです。だから、僕自身、まさか社長になって会長になるなんて、思っていませんでした。

 戻った時に、1人30分くらい、全社員面接したのです。

 その時に、「お前の面接は受けたくないよ」と言う、昔一緒に働いていた先輩がいたんですよ。

 「なんでですか?」と尋ねたら、「お前は一度辞めたんだから愛社精神がないだろう」と言うんですよ。聞いていて理不尽だなと思って、「ロイヤルティの言葉をどのように理解しているんですか? ずっと勤め上げたからって愛社精神あるといえるんですか? 少なくともあなたは、僕の過去の実績を知っている1人ですし、僕は結果を残しましたよね」と言いました。

横田:そしたら、その先輩はなんと言われましたか。

大越:「そうだよな。あのときよくやったよな。いや、でも、お前途中でやめたじゃないか」と言われました。僕もたまらず、先輩に向かって「僕自身が、一番愛社精神を持っていると自負しているんですよ。僕は、戻ってきた時に、職業選択の自由を封印して、向こう残りの少ない私の人生、すべて会社に捧げたんですよ。もちろん、会社に貢献できる構想も持って」と言い返しました。そんな、やりとりもありました。

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「経営者は未来を、管理者は過去を、実務者は現在を」の著者

横田 尚哉

横田 尚哉(よこた・ひさや)

ファンクショナル・アプローチ研究所

顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。米GEの価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師