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「ポスペ」消えても1000億円企業へ

第2回 ソネット 十時裕樹副社長CFO(最高財務責任者)

2013年11月18日(月)

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 この連載では、ブランドマーケティング戦略専門のコンサルティング会社インサイトフォースの山口義宏代表が、ブランド戦略の推進に挑む企業の担当者にインタビューをし、その舞台裏を明らかにする。第2回目は、インターネットプロバイダーとしてポストペットの「モモちゃん」がヒットして以降はあまり目立たないが、企業としては着実に成長しているソネットの十時裕樹副社長CFO(最高財務責任者)に話を聞いた。

山口:ソネットと言えば、私のような世代の生活者が真っ先に思い浮かべるのはユニークなメールソフトのポストペット、ポストペットと言えばモモちゃんです。

十時:モモちゃんはキャラクターとしては残っています。ポストペットは、もう、作っていません。

山口:そのせいもあって、ここ数年、多くの人の記憶からソネットという会社の存在感は薄れていたかも知れませんね。ところが、ソネットは売上げがまもなく1000億円。たしか2006年ごろに4百数十億円でしたから、急成長ですよね。その間に、投資先である医療関連サイト「エムスリー」や、CtoCモデルのショッピングサイトを展開する「エニグモ」も伸びていたり。

十時:実は、当時「ディー・エヌ・エー」にも出資していました。でも我々がエムスリーやディー・エヌ・エーに何かしたかというと、何もしていない。それが良かったんじゃないかと(笑)。

会員数が増え続け、間もなく売上高1000億円に

山口:現在のソネットの事業ポートフォリオは十時さんがソニー銀行の代表取締役からソネットに移った2005年から、大きく変わっていますか?

十時:主要な事業の構成はほとんど変わっていないですね。投資していたディー・エヌ・エーもエムスリーも、もちろんソネット本体も、その後、みんな伸びました。

山口:そのあたりをじっくり聞きたいんです。ソネットは実は大きく業績を伸ばしているのに、それを積極的にPRしたり、経営陣がビジネスメディアでしたり顔で語ったりしない(笑)ので、一部の投資家を除いた多くの人々が「企業として成長している」点に気づいていない(笑)。いつのまにかいろいろなところへ手を伸ばして、大きくなっています。そしてインターネットプロバイダーとしても成長している。何しろこのご時世に、会員数が増えている。

十時:それは、ダイヤルアップ、ADSL、光と帯域が広がって技術が進歩してきた間に、プレイヤーが減っているのがひとつです。ダイヤルアップの頃、プロバイダーは全国に約3000社ありました。

山口:そんなに!

十時:そうなんです。でも今はそんなにはなくて、大手10社程度にまで絞られました。これはNTTさんの「フレッツ光」の回線を売るのが主流の市場構造になった結果、プロモーションに投資できる大手に絞られ、苦しくなったISP(インターネット・サービス・プロバイダー)が大手に吸収されるなど合従連衡が起きた結果といえます。

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「ブランド・アナーキストを探せ! ニッポンブランド強化作戦 Season2」のバックナンバー

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「「ポスペ」消えても1000億円企業へ」の著者

山口 義宏

山口 義宏(やまぐち・よしひろ)

インサイトフォース社長

1978年東京都生まれ。ソニー子会社にて戦略コンサルティング事業の事業部長、リンクアンドモチベーションにてブランドコンサルティングのデリバリー統括などを経て、2010年に「インサイトフォース」設立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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