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「もう倒産させちゃっていいですか?」

次々に起きる金がらみの訴訟沙汰

2013年11月11日(月)

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 前回の原稿を書いて公開してもらったのが8月、あっという間に季節が変わり、会社と家族のバタバタに翻弄されているうちにまたしても原稿を書けなくなった。しびれをきらした編集者から催促のメールが届き、これではいけないとようやく書き上げた。

 読者の皆様、そして編集部に申し訳なく思うばかりだが、また目を通し、笑い飛ばしていただければとありがたい。

 さて、前回の原稿の終わりに次のような予告を付け足した。

驚きの事実発見:知らない間に10万ドルの借金
驚きの事実発見:実は詐欺まがいだったクレジットカードプロセシング業者
驚きの事件発生:知らない間に私の信用レポートに3万ドルの負債報告
驚きの事件発生:銀行口座凍結、裁判所からの支払い命令

 このうち訴訟に関連する事件を今回紹介したい。「口座凍結と支払い命令」と「信用レポートに負債報告」、さらに追加の事件を付け足して報告する。

 私が本格的にCFO(最高財務責任者)として自社の経営に復帰したのは今年2013年の3月であった。子育てと主婦業に専念し家にこもりっきりだったから、たまには会社に出てCEO(最高経営責任者)の主人とランチデートをしようという程度の話で、当初は経営復帰まで考えていなかった。

 弊社はカジノが顧客に配るグッズを企画し、中国で製造、それを輸入している。アメリカ人の主人と私がラスベガスで設立し、ずっと共同経営をしてきた。だが妊娠と出産と子育てに伴い、2010年の春から私は会社経営と日々の管理業務から一切離れた。

 「離れた」と言っても自分で決めたわけではなく、実態は知らない間にCEOの主人からキックアウトされていたのだが、出産と子育ては本当に大変で仕事どころではなかった。とはいえ3年間、子供と二人だけで自宅に居続けるとこれはこれで息が詰まってくる。

 そこで気分転換のために会社に顔を出し始めたわけだが、取引銀行からのちょっとした指摘のおかげで、どっぷりCFO業務につかる羽目になった。しかも、CFOから離れた2010年春までさかのぼって、すべての銀行取引の明細をチェックせざるを得ない状況に陥った。

 とんでもない数の取引の一つひとつを帳簿上で確認していくうちに、沢山の「知りたくなかった事実」を発見してしまった。その一つが前回ご紹介した弊社の元COO(最高執行責任者)による5万ドル超の経費流用であった(「恋人に会う旅費?食費に公共料金?、5万ドルも使い込んだ!」を参照)。

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「「もう倒産させちゃっていいですか?」」の著者

上田 尊江

上田 尊江(うえだ・たかえ)

Artform LLC CFO

マネジメントコンサルタント、オンライン証券会社の創業、海外企業の日本参入支援など手がけた後、2006年より渡米、TransAction HoldingsおよびartformのCFO。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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