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話題の長野のタクシー会社、「何も教えない経営」

2013年11月13日(水)

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長野市のタクシー会社「中央タクシー」をご存知でしょうか。ここ数年、素晴らしい企業としてメディアに取り上げられている企業の1つです。果たして経営者はどこを見て、何を決定しているのでしょうか。経営者に聞く「明日の決定学」として、今回は、中央タクシーの宇都宮恒久会長にお話を伺ってまいりました。経営層の方には、是非、お読みいただきたい内容です。

長野オリンピックの後の不況

横田:中央タクシーの本社は、本当に素晴らしい場所にありますよね。

 気持ちがすっきりします。

宇都宮:山奥なんですけどね。

 今日のような秋晴れの日には、外にテーブルを出して、仕事をしたりするんです。

宇都宮:実は、創業して10年後に立派な本社を作ったのですが、その後、信じられないような3期連続赤字を出してしまい、結局、本社を放棄したんですよ。

横田:それは、いつ頃の話ですか?

宇都宮:1999年、平成11年ですね。

横田:長野オリンピックが過ぎたころですか?

宇都宮:そうですね、長野オリンピックは、1998年でした。長野オリンピックが終わったことがきっかけで、1999年、2000年、2001年の経済が下がっていったんですね。やっぱり、うちも、売り上げは下がりましたよね。

横田:その時の、経営トップの決断というのは、非常に難しいと思うんですけど、その決断のより所は、何かお持ちだったんですか?

宇都宮:あの、私は、無責任なものでしてね。「まあ、なんとかなるわ」と。

本社を一等地から山奥へ

横田:それは、やっぱり、これまでの経験で「なんとかなる」という、ご自身の自負をお持ちだったんでしょうか?

宇都宮:当時、銀行の方が心配してくれました。4年連続赤字というのを、なんとか避けなければならないということで、銀行の会議室で予算会議を行ったのです。銀行も本当によく世話をしてくれました。

 銀行さんからすれば、全体の賃金を下げたり、リストラしたりすれば、手っ取り早いと思います。しかし私は、「それだけは、なんとしても避けたい。これまで、私が言ってきたこととブレてしまう」と反論したのです。

 そして、「その代わりとして、本社経費を下げるために、この本社を売却したい」と銀行に伝えたんですね。

コメント6

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「話題の長野のタクシー会社、「何も教えない経営」」の著者

横田 尚哉

横田 尚哉(よこた・ひさや)

ファンクショナル・アプローチ研究所

顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。米GEの価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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