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まずは自分自身にいろいろなしつもんを試す

2013年12月2日(月)

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 私の職業は、質問家です。しつもんを投げかけることを仕事にしています。

 いい質問(=しつもん。ほかの質問と区別するためにひらがなで表記します)は、あなたが思っている以上に、あなたの思考や生き方に大きな影響を与えます。なぜなら、人は誰でも無意識のうちに、数多くの質問を自分に投げかけながら生活しており、その質問のクオリティー次第で、人生や仕事の充実度や成果が変わっていくからです。正しい答えは正しい質問から導かれます。

 しかし、一口に質問といっても、実はさまざまな種類があります。この連載では、「そもそもしつもんとは何か?」ということから、「正しいしつもんのあり方」まで、しつもん力の基礎が身につくように解説します。

 参考『ビジネスで一番大切なしつもん』『しつもん仕事術』

 しつもんに触れて、しつもんをつくり、答える。それを日々行ってみてください。最初のうちは、しつもんをつくるのは大変かもしれません。「しつもんが思いつかない」という方は、「魔法の質問」で、私が毎日発信しているしつもんに答えてみてください。ほかの人の回答例も見られます。まずは、3日間続けてみましょう。初めは答えが出てきにくいかもしれませんが、しばらく続けていくと、自然に回答できるようになります。しつもんに答える力は、「自分自身と会話する力」でもあります。自分自身にいいしつもんができなければ、相手にもいいしつもんをすることはできないのです。まずは自分自身にいろいろなしつもんを試してみてください。

クエスチョンマップをつくってみる

 ただ、そうは言っても、やみくもにしつもんをつくっても、上達は見込めません。いいしつもんをつくるには、次の二つを意識してみてください。

  1. 明確なしつもんか
  2. その人が必要としている本質(エッセンス)が詰まっているか

 明確なしつもんをすると、明確な答えが返ってきます。逆に、漠然としたしつもんをすると、漠然とした答えしか返ってきません。その人が本当に求めていることが含まれていない質問は、Aを欲しがっている人に「Bを手に入れるために何ができる?」と聞いているようなものです。しつもんする前に、まずは相手の話に耳を傾け、その人が求めている本質は何かを集中して聴きましょう。

 しつもんをつくるときに役に立つのが、次に紹介する「クエスチョンマップ」です。横軸は「明確」か「漠然」か、縦軸は「エッセンスが詰まっているかどうか」です。

 自分のつくったしつもんが「◎」「○」「△」「×」のどこに当てはまるかを常に意識していると、いいしつもんがつくれるようになっていきます。

 例えば、仕事の進捗状況について尋ねようとしたとき、「がんばってる?」という問いかけは、漠然としていて聞かれた方もピンときません。一方、「お客様に満足してもらうために、今何ができるか?」というしつもんは、内容が明確かつ本質を突いていて、相手に気づきを与えるものになっています。

「ビジネスで一番大切な しつもん」のバックナンバー

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「まずは自分自身にいろいろなしつもんを試す」の著者

松田 充弘

松田 充弘(まつだ・みひろ)

質問家

しつもん経営研究所代表、一般財団法人しつもん財団代表理事、「魔法の質問」主宰、日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー。カウンセリング・コーチングの理論をベースに、自分自身と人に日々問いかけるプロセスを集約、独自メソッド「魔法の質問」を開発。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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