• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

中国アリババ、上場巡る神経戦

10兆円企業のガバナンスはいずこ?

2013年11月21日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 11月20日。日経平均株価が伸び悩む中、ソフトバンク株は小幅ながら値を上げ、10月下旬に付けた年初来高値(7910円)をうかがう水準まで戻した。材料は言うまでもなく、36.7%を出資する中国の電子商取引大手、アリババ集団の上場観測だ。

 関心がある人には今更な話だが、ここ数カ月、アリババに関する上場話が浮かんでは消えてきた。かつて香港証券取引所に上場していたはずではないか、とご記憶の方もいるかも知れない。アリババを巡る情報を整理し、なぜ上場を巡る報道が繰り返し出てくるのかを確認しておくのもよいだろう。

 手始めに、アリババ集団の概要を。

 1964年生まれの馬雲(ジャック・マー)が、浙江省の杭州市で創業したのは1999年。B to B取引をネットで仲介する「アリババ・ドット・コム」が柱だった。時を置かずソフトバンクの出資を受け、孫正義と知己になる。馬雲は今ではソフトバンクの社外取締役も務める。

 アリババ・ドット・コムが黒字化したのは2002年。続いて2003年にはC to Cサイトの「タオバオ」、中国版のペイパル(ネット取引の決済サポート)に相当する「アリペイ」を始め、中国の電子商取引のデファクトを握った。2005年には米ヤフーの中国事業を傘下に収め、一躍、知名度を高めた(合わせて、米ヤフーはアリババに4割を出資)。現在では持ち株会社「アリババ集団」の傘下に、アリババ・ドット・コムやタオバオなどの企業グループがぶら下がっている形だ。

 アリババの4~6月期の純利益は7億700万ドル(700億円強)。売上高は17億3700万ドル(約1740億円)と、中国のネット企業でも百度(バイドゥ)や騰訊(テンセント)などと並ぶ屈指の収益力を持つ。上場すれば時価総額は1000億ドル(約10兆円)規模に上るとされるだけに、素直に上場してしまえばよいと思うのだが、話は紆余曲折を繰り返している。背景には何があるのか。

 一言でいえば、上場後のアリババ集団の主導権を巡る神経戦だ。

コメント0

「記者の眼」のバックナンバー

一覧

「中国アリババ、上場巡る神経戦」の著者

張 勇祥

張 勇祥(ちょう・ゆうしょう)

日経ビジネス記者

2012年から日経ビジネスの記者。転々と部署を異動してきた器用貧乏。それでも、何とか中国経済はモノにしたいと願う中年記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

リストラなどつらい経験もありましたが、多くの山に登ったことで、別の景色が見えやすくなりました。

吉田 秀俊 VAIO社長