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「受験回避したら、就活があったか…」

付属校あがりの女子大生、人生の「壁」に悩む

  • 若輩ライターズ2013

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2013年12月6日(金)

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 お久しぶりです。本欄担当のYです。


 某大手私立大学3年の学生さん達に、日経ビジネスオンライン向けに記事を書かせる授業も2年目、今年ははっきりいって粒ぞろいで、欲を出してあれこれ注文を付けていたら前期には1本しか出稿できず(こちら)、あっという間に就活シーズンになってしまいました。後期の授業を経てようやくいま、続々と原稿が私の元に集まりつつあります。今回も皆様からの学生さんへのご意見、ご指導、よろしくお願い申し上げます。


 再開第一弾は、今回の学生さんの中でもユニークさでは最右翼の女子大生、シミズ。彼女はこの大学の付属校から内部進学し、就活の時期を迎えたいま、「付属校出身者であること」に大いに悩んでいます。「なんで? せっかく付属校に入れてあげたのに」と、親御さんになりかわって嘆きたくなるところですが、果たして彼女の悩みの真の理由は何でしょうか。


 ぜひ、ご自分に(付属校に入れた)大学生のお嬢さんがいるつもりになって、お読み下さい。

 はじめまして。某私立大学3年のシミズと申します。

 思い起こせば5年前、大学受験に挑んだ兄が七転八倒の苦闘を繰り返した末、1年間の浪人生活を経てようやく合格通知を手にしたとき、父と母は言いました。「下の子には、こんな苦労はさせたくない…」。

 親ならば、みなそう思うものなのでしょうか(ちなみに私の父の年齢は、50代です)。

 その親心から、私は今通っている大学の付属高校に進学し、受験とは無縁の楽しい学生生活を送ってきました。しかし、就職活動の時期が迫ってくるにつれ、私の心に「付属校出身は就職活動の際に不利なのではないか」という思いがもくもくと立ちこめてきました。

失敗経験が無い、というコンプレックス

 なぜかと言えば、すっごくイヤな言い方になりますが、私は「大きな失敗」をした経験がないのです。スポーツも集団行動もそれなりにやってきて、イヤだな、辛いな、と感じたことはあります。この授業でS先生、編集Yさんから「さすがに何かあるだろう?」と、根ほり葉ほり聞かれても、思い出すのは「高校のサッカー部で先輩の厳しい指導に耐えたのに、やっと上級生になったらOGになった彼女たちから『あそこまでやらなくても良かったね』と言われてがっくり来たこと、くらい。

 大失敗をしていない、ということは、私が強いとか能力があるから、ではありません。要するに「大きな勝負から逃げてきた」ということです。

 そして、学生時代に経験できる人生の大きな勝負といえば、スポーツの世界を除けばやはり受験でしょう。でも、兄のあまりの苦闘を見てきた両親は私をそのルートから回避させました(させてくれました)。その結果、いま、第二の受験ともいうべき就活の壁が、「どう登ったらいいの?失敗したらどうなるの?」とものすごく高く見えている、というわけなのです。

 この個人的な思いを授業でS先生、編集Yさんに打ち明けたところ、二人ともおなかを抱えて笑い転げました。ひどい! 私は真剣に悩んでいるのに! それでも「個人的な違和感は企画の原点だから、無茶でもいいので仮説をたてて調査を進めてみては?」と、涙を拭き拭きYさんがOKを出してくれました。

 ということで、自分の半生を振り返りながら、この不安の正体と、それがどのくらい付属校出身者に共通するものなのか探っていこうと思います。できれば乗り越え方も。もし、お子様の付属校への進学をお考え、もしくは在学中の方がいらっしゃいましたら、「うちの子もこんな不安を抱くのだろうか」と、参考にして頂ければ幸いです。稚拙な文章ではありますが、どうぞ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。

**********

 付属校がすべてそうなのかは分かりません。でも私の通った女子高はまさにパラダイスでした。

コメント65件コメント/レビュー

コメントの中で、「一緒に働きたいと思うかどうか」が採用要件であると考えている方がわりとおられるようですが、その価値観を全否定するつもりはないものの、あまりそれが行き過ぎると均質な組織になってしまわないか、と他人事ながら心配です。たとえば、「発達障害で対人コミュニケーション能力には大いに問題があるものの、ある特定の能力に限ってはとてつもなく優秀」、という人をうまく活かしていくには、あまり一緒に働きたくないタイプであっても積極的に受け入れていくことが必要かと思います。(2013/12/16)

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コメントの中で、「一緒に働きたいと思うかどうか」が採用要件であると考えている方がわりとおられるようですが、その価値観を全否定するつもりはないものの、あまりそれが行き過ぎると均質な組織になってしまわないか、と他人事ながら心配です。たとえば、「発達障害で対人コミュニケーション能力には大いに問題があるものの、ある特定の能力に限ってはとてつもなく優秀」、という人をうまく活かしていくには、あまり一緒に働きたくないタイプであっても積極的に受け入れていくことが必要かと思います。(2013/12/16)

大企業ではない会社で採用人事をやっている者です。就活生は、人それぞれ様々な不安を抱えていますが、この子の不安は可愛いものです。人事からすると、付属校出身云々を判断材料にはしません。この記事を読んだ就活生に同じ不安を持っている人がいたら、それは捨てても構いません。それより、働いてお金を稼ぐことがどういうことか想像しておいて欲しいものです。妄想や空想ではなく、予想。面接でもESでもなく、説明会でがっかりすることが少なくなりますように。(2013/12/12)

記事を拾い読みしていた時に偶然見つけて読んだのですが、あまりにひどい内容で唖然としました。この女性が1年後に“学士号”を持つようになることが日本では正常なのでしょうか。ご両親の教育方針にも触れ、付属校を選択した理由が書かれていますが、これは受験と就活を混同しているなどという生易しい問題ではなく、ご本人も含めどなたもこの女性が成人後に学士の知識や教養が必要だと思っていないのでしょう。職業に貴賤があるなどとは全く思っていませんが、「思いのほかやっていけた図画工作のお仕事」は学士の仕事ではありません。年間数百万のコストをかけてこの女性を雇用する企業は、彼女が生み出すどんな利益に期待するのでしょう。それを好しとする日本の社会や企業は、彼女のご両親がいなくなる頃に彼女へ年金や給与を支払うことができるのでしょうか。(2013/12/11)

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