• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

ソニーより「ソニーらしいオーディオ」?

東和電子のオーディオ・システム「NANOCOMPO」(前編)

2013年12月3日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

小さいながら本格的な音を奏でる「NANOCOMPOシリーズ」(写真:深澤明、以下同)

 我々は「軽薄短小」が好きだ。高性能が仕込まれた小さきものには、特別な愛情が注がれる。最近では、さしずめ東和電子の新しいオーディオ・システム、「NANOCOMPOシリーズ」が典型であろう。とても小さな形だけど、品位が高く、ヴィヴットな音を聴かせるコンポだ。

 筐体は幅149×奥行き149×高さ33mm。真四角で、わずかCDジャケット3枚分の大きさ。この形で、まず第一弾としてUSB DAC内蔵のプリメインアンプ「NANO-UA1」を2013年4月に発売、ついでCDトランスポート(デジタル出力専用のCD再生機)の「NANO-CD1」、ヘッドホンアンプ内蔵 D/Aコンバーターの「NANO-D1」、ステレオパワーアンプの「NANO-A1」と、多彩なファミリーが続々と登場している。

 しかも、売れている。東和電子で営業を担当している川崎博愛・Olasonicマーケティング部部長によると、「オーディオ専門店や家電量販店で扱っていただいていますが、単品コンポの分野ではかなりのヒット製品になっています。発売当初は生産が追い付かず、海外の生産拠点から航空便で送っていました。インターネットでの評判もよく、マニアや音楽好きな方のブログなどでも、よく取り上げていただいております」。

小さな筐体からこんなにもいい音が!

 近年、オーディオ業界は長期低迷傾向にあった。その1つの原因として、ユーザーの購買意欲を熱く刺激するような革新的な製品があまり出てなかったのではないかということが挙げられる。そう考えるとNANOCOMPOは、とにかく清新さが際立つ。可愛いし、フィニッシュがとてもいい。アルミダイキャストによるつなぎ目のないシームレスエッジ。パール・ホワイトの塗装は滑らかで、肌触りが気持ち良い。シンプルなデザインと上質な仕上げの小さな筐体が奏でる音が、実に本格的だ。

 だいたい、オーディオ業界においてはミニコンポ、システムコンポなど「~~コンポ」という名のついたジャンルは「音よりファッション」が重視され、音質は二の次のものが多い。しかし、NANOCOMPOは違う。「~~コンポ」の常軌を逸して抜群に音が良いのである。

「NANOCOMPOシリーズ」誕生のキーマンたち。左からOlasonicマーケティング部長の川崎博愛氏、社長の山本喜則氏、ソフト・ハード設計部設計部長の森田勉氏

コメント4

「麻倉怜士のホンモノ探訪」のバックナンバー

一覧

「ソニーより「ソニーらしいオーディオ」?」の著者

麻倉 怜士

麻倉 怜士(あさくら・れいじ)

デジタル・メディア評論家

日本経済新聞社、プレジデント社を経て、91年にデジタルメディア評論家として独立。評論活動に加え、映像・ディスプレイ関係者による日本画質学会の副会長、津田塾大学の講師の“3足のワラジ”をはきこなす。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック