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未来予測なんて不要!とは言えなくなった

うさぎと亀でいえば、あなたはどちら?

2013年12月4日(水)

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 今回は、未来予測というテーマで書いてみたいと思います。

 僕自身、未来を予測することそのものに、あまり価値を感じていないタイプです。どちらかと言えば、「未来を予測する最善の方法は、自らそれを創りだすことだ」なんて、どこかで聞いたことがあるフレーズを使いたいタイプです(言ったことないですが)。そんな僕ですが、一方で以前に比べると年齢を重ねるとともに、未来を予測することの重要性がわかるようになりました。

 この連載の読者の方々は、事業計画書を書いたことがありますでしょうか。

 事業の市場規模、戦略、数字の計画など、どのように事業を成長させていきたいかをまとめた計画書です。

 まじめな起業家であれば、起業するにあたって、まず最初にこの事業計画書をつくるところから始めるのだろうと思います。また起業家じゃなくても大企業の新規事業担当者であれば、新規事業を立ち上げる際に、事業計画書を書かされるのではないでしょうか。

カヤックに事業計画書はなかった

 さて、僕ら面白法人はどうだったかというと、創業期は計画性のない会社でしたから、事業計画書なるものはありませんでした。そのかわりに、どんな文化の会社にしたいかといった理念ばかりを書いた資料はつくっていましたが…。

 そんなカヤックですが、会社が成長するにつれ、事業計画書の重要性を理解し、各事業ごとの事業計画書はもちろん、全社の中期計画なども、ふつうの企業のようにつくるようになりました。ですが一方で、いまだにカヤックでは新規事業を立ち上げるときに事業計画書は用意しません。そんなものを用意するよりも、まずはつくって出してしまう。そしてユーザーの反応を見る。反応がよく、投資をしてもよい、ということになれば、そこで初めて簡単な事業計画書を書くという順番になっています。

 ところで、事業計画書にはある程度のフォーマットがあり、最初にその事業の狙う市場の規模や今後の市場成長性というのを書くのが定番です。例えば、ソーシャルゲーム事業についての計画を書くのであれば、スマートフォンの今後の普及率、中でもソーシャルゲーム市場が今後どのように伸びると予測されているか、それから海外マーケットの成長率、そういったことをデータとして用意するのです。

 冒頭で書いたとおり、若い頃は未来予測に価値を感じていなかったので、この市場についての説明部分についても当然あまり意味を感じていませんでした。なんだか誰が書いても決まりきった情報であると感じることが多かったからです。

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「未来予測なんて不要!とは言えなくなった」の著者

柳澤 大輔

柳澤 大輔(やなさわ・だいすけ)

面白法人カヤック代表取締役

1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。数千~数万人規模のネットサービスを幅広く展開。ユニークな人事制度や、ワークスタイルなど、制度面も実験中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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