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スキャナー270万台を売ったアンバサダー戦略

2013年12月5日(木)

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 自社のブランドやサービスを応援してくれるユーザーを発掘し、活性化することで売り上げを伸ばしている企業が増えている。前回は、世界で7500万のユーザーを抱えるエバーノートが、いかに創業当初から自社のサービスをクチコミで紹介してくれる人たちをアンバサダーとして大事にしてきたかという例を紹介した。今回は、書籍『アンバサダー・マーケティング』の解説で筆者が紹介した中から、アンバサダー重視で成功している日本の事例をご紹介したい。

 エバーノート同様のアンバサダープログラムを実施している日本企業に、スキャナーメーカーであるPFUがある。同社は2013年7月から、「ScanSnapアンバサダープログラム」を開始した。PFUのScanSnapシリーズは2013年9月時点で全世界で、累計約270万台を出荷するヒット商品になった。そのヒットの背景には4年前から取り組んできたアンバサダーを重視した取り組みが大きく貢献している。

製品と一緒に有名になったアンバサダー

 PFUのScanSnapアンバサダープログラムのウェブページには、ScanSnapを応援してきたアンバサダーたちが並んでいる。アンバサダーたちがScanSnapをどう使っているか、どこが気に入っているかが紹介されている。こうしたアンバサダーの意見は、企業側の製品紹介や広告よりも信用される。ときには、企業側の宣伝文句よりも魅力的に商品を見せてくれる。

 アンバサダーとして選ばれたのは、デザイナーとして著名な坂井直樹氏やたかしまてつを氏、前回のエバーノートのコラムでも紹介したブロガーの方々のような、各業界での有名人が多い。ただし注目すべきなのは、ScanSnapの人気が上がるにともなって、一緒に有名になった一般人のアンバサダーが何人もいることだ。彼らは、ScanSnapを気に入ってブログで紹介し続けていた結果、PFUからアンバサダーに選ばれた。それだけではなく、PFUが彼らと関係を築いてきた結果、ScanSnapの人気が高まるとともに、ScanSnap専門家、スキャナー専門家として有名になったのである。

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「スキャナー270万台を売ったアンバサダー戦略」の著者

徳力 基彦

徳力 基彦(とくりき・もとひこ)

アジャイルメディア・ネットワーク

アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 代表取締役社長。NTTやIT系コンサルティングファームなどを経て、2006年にアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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