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10万人のファンが動いてくれたネスカフェのアンバサダー

2013年12月18日(水)

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 この連載では、商品やブランドのクチコミを広げ、応援してくれる顧客をアンバサダーと定義し、アンバサダーを上手に味方につけている 企業を紹介してきた。最終回となる今回は、企業の「パートナー」としても、アンバサダーに活躍してもらっている2社の事例を紹介しよう。

 最初に紹介するのが、書籍『アンバサダー・マーケティング』にも登場した「ネスカフェアンバサダー」だ。ネスカフェアンバサダーは、日本を代表するアンバサダープログラムの成功事例だ。最近はテレビCMも頻繁に流しているので、耳にしたことがある人も多いはずだ。

 ネスカフェアンバサダーは、アンバサダーに応募して選考を通過すると、バリスタがオフィスに無料で提供されるという仕組み。1杯20円程度でおいしいコーヒーをオフィスで味わえるとあって爆発的な人気を集め、すでに10万人以上のアンバサダー登録者がいるという。

プリンターと同じようにカートリッジで儲ける

 ネスカフェアンバサダーは、もともとはネスレ日本が個人向けに販売していたコーヒーメーカー「バリスタ」を、どうやってオフィスで使ってもらうかというビジネスモデル側の議論から生まれたものだ。

 そもそもネスカフェは、バリスタ端末を販売して儲けようとはしていない。多くの人にバリスタを通じてたくさんネスカフェのコーヒーを楽しんでもらい、ネスレのコーヒーのシェアを高めることが最大の目的である。これは、個人向けのプリンターと同じビジネスモデルだ。プリンターメーカーは、プリンター本体を安く売り、インクで儲けるいわゆる「カートリッジビジネス」を展開している。

 バリスタをオフィスに設置してもらえば、個人宅以上にコーヒーカートリッジが売れる。そこで、個人向けには7980円で販売しているバリスタをオフィスには無料で配る。それでも元が取れると考えたわけだ。

 ただ、ネスカフェアンバサダーの取り組みが興味深いのは、ここからだ。カートリッジビジネスとして秀逸なビジネスモデルに、アンバサダープログラムを取り入れることで、さらに大きな効果が出ている。

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「10万人のファンが動いてくれたネスカフェのアンバサダー」の著者

徳力 基彦

徳力 基彦(とくりき・もとひこ)

アジャイルメディア・ネットワーク

アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 代表取締役社長。NTTやIT系コンサルティングファームなどを経て、2006年にアジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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