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死にかけた話を聴くとその人を好きになる法則

2013年12月18日(水)

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 今回のテーマは、傾聴するということです。

 先月、鎌倉の建長寺に泊まらせていただく機会がありました。平日に泊まって、早朝から座禅をしておかゆを食べ、そこから役員会に出勤。いわゆる今流行りの「朝活」というやつでしょうか。

 このブログでも何度か報告しているように、僕は、鎌倉でカマコンバレーという団体の理事をしています。カマコンバレーは毎月1回、鎌倉で定例会議をしています。毎月1回の定例会議では、鎌倉で面白い活動をされている方をゲストでお呼びし、その方々の話を聞いて、それに対して僕らがどんなお手伝いや協力ができるか?というのをブレーンストーミングという形で話しあい、実際にアクションにまで起こすという活動になっています。(カマコンバレーについて

お寺で夜のミーティングを開催

 そんなカマコンバレーでの先月の定例会は、建長寺でやらせていただくことができました。せっかくお寺で行うということもあり、宗教界の方々にも、ゲストで来ていただきました。鎌倉の宗教界は非常に面白い試みをしています。あの3.11の震災以後、宗教界が宗派を超えて、一緒に集まり、合同で祈祷を行ったりしています。お互い主義主張が違っていても、宗派を超えて何かに一緒に取り組める、これは本当に素晴らしいことで、僕自身も常にそういう姿勢でありたいと思っています。そんなわけで、一番両者の距離が遠そうな我々ITやクリエイティブ業界の人たちと宗教界の方たちとの交流をすることになったのです。

 そして、文化や背景の違う方々が、仲良くなるためにはどうしたらいいのか。今回の定例会を運営する主催チームで話しあいました。「せっかく、お寺に泊まれるという滅多にない経験ができ、夜遅くまで語りあえる環境になるのだから、ただ飲み会をするではなくもっとお互いを深く知り合えることはないだろうか。」と。

みんなで相談して死について話すことに

 そこで、思いついたのが、「死にまつわる体験」というテーマ。そうです。せっかくお寺に泊まるからです。

 「自分が死にそうになった話」「自分の死生観」「自分が大切にしていた人の死」なんでもいいです。死にまつわるものならなんでも。それを各自が語ってみるのもいいのではないか。思いつきではありましたが、やってみました。

 5~6人で一組になって、お寺の畳の部屋で座って輪になって話すのです。若い方も年配の方もいましたが、若くして死を身近でリアリティのあるものとして体験している人もいたりして、非常に興味深かったです。最初は暗い話になってしまうのではないかと心配したのですが、そうでもありません。それぞれの話を聞き終えたあと、思ったことがあります。死について話すということは、それは生について話すことと同義なのかもしれません。どう生きるかという話そのものでもあるかもしれません。だから話を終えて、暗くなるというよりは、むしろ勇気が湧いてくるような気すらするのです。

 そんな発見がありました。

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「死にかけた話を聴くとその人を好きになる法則」の著者

柳澤 大輔

柳澤 大輔(やなさわ・だいすけ)

面白法人カヤック代表取締役

1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。数千~数万人規模のネットサービスを幅広く展開。ユニークな人事制度や、ワークスタイルなど、制度面も実験中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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