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来年は「履歴書動画」元年になるか

ビデオ面接では普段の1.5倍の声を出せ

  • 川又 英紀=ITpro

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2013年12月27日(金)

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 想像してみてほしい。カメラの前に座り、3分間の動画で自己アピールするとしたら、あなたはそこで何を話すだろうか。顔つきだけでなく、身振り手振りや声色、着ている服まで映し出す動画を見るのは、企業の採用担当者たち。自分自身を“1円でも高く”企業に売り込みたい人にとって、こうした「履歴書動画」はこれから先、避けては通れない関門になるかもしれない。

 履歴書動画──。これは私が今回の記者の眼を書くに当たって付けた、便宜上の呼び名だ。「動画プレゼンテーション」とか「採用動画」と言ってもいいかもしれない。

 呼び方はともかく、動画を使った企業の採用活動が2014年以降、日本でもいよいよ始まるのではないかと考えられる。

動画プレゼンテーションの画面例

 米国では既に、企業の採用プロセスに動画が入り込んできている。人気企業ほど応募者が殺到するのは日本と同じだが、米国は何と言っても国土が広いし、おまけに国内でも時差がある。

 「ちょっと話をしてみたいから、本社まで来てほしい」と企業側が応募者に打診するにしても、例えば西海岸にいる人が飛行機で東海岸の本社まで出向くには、時間も費用もかかる。採用コストが高くつくのが、長年採用担当者の悩みの種だった。

 本当に採用したいと思える人材なら仕方がないが、可能なら実際に会う前にある程度セレクトしておきたい。企業側がそう考えるのは自然だ。そこに登場したのが「履歴書動画」である。

 既に、動画を使った採用支援サービスを提供する企業も現れた。例えば、HireVueという会社がそうだ。同社は「ビデオリクルーティング」のサービスを提供している。

 仕組みを簡単に説明すると、まず企業が応募者に対して何らかの質問を出す。応募者は、定められた時間内にカメラの前で“答え”なり、自分のアピールポイントなりを撮影して、動画を送り返すというものだ。応募者はあらかじめ、Webカメラなどを取り付けたパソコンの前で準備している必要がある。リアルタイムなビデオ会議の仕組みとは異なる。

採用コストを減らしたい企業ニーズから生まれた

 紙の履歴書や職務経歴書だけでは、相手のことがよく分からない──。米国の採用担当者はかねてから、こうした課題を抱えていた。履歴書に記入された内容は素晴らしいのだが、実際に会ってみるとイメージしていた人材像と大きくかけ離れているという「失敗」を幾度も経験してきた。その反省から企業が着目したのが、本人の“真”の姿が見えやすい動画だったというわけだ。

 履歴書動画は端的に言えば、採用の“無駄”を取り除きたいという企業側のニーズから生まれたもの。ムダ打ちの面接を、極力減らしたかったのだ。

 動画である程度まで相手のことがつかめたら、Skype(スカイプ)などのネット電話サービスを使って対話のコミュニケーションを取り、そのうえで「この人だ!」と思える相手が見つかったら、(コストをかけてでも)本社に来てもらうといった採用手順になる。移動距離が長い米国らしい、合理的な仕組みなのだ。

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