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コンビニでスマホ料金をチャージする時代

格安SIMサービス、本格普及へ

2013年12月26日(木)

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 2014年は、携帯電話の買い方や料金の払い方に大きな変化が起きるかもしれない。インターネット接続サービス国内最大手のNTTコミュニケーションズが12月14日、スマートフォンやタブレットの通信に使う「SIMカード」の販売を、全国のローソンの店頭で始めたためだ。

NTTコミュニケーションズはローソン店頭で格安SIMの販売を始めた

 SIMカードとは電話番号などを記録したICチップ。普段はスマホ本体に差し込んだままになっているため消費者の目に触れる機会は少ないが、携帯電話網を介した発着信やデータ通信には必ず必要になるものだ。

 携帯電話の購入時に端末とセットで引き渡されるのが一般的だったSIMカードが、コンビニ店頭で販売されるのは今回が初めて。NTTコムとローソンによる新たな試みは、2つの観点から、垂直統合的とされてきた携帯電話産業に風穴を空ける可能性を秘めている。

料金は従来の3分の1

 1つ目はプリペイド(前払い)方式であること。NTTコムが今回発売したSIMカードには携帯電話業界で一般的な「2年縛り」などの条件はない。利用を開始するには30日間使い続けられる「初回パッケージ」(3980円)を購入するだけ。同じSIMカードを使い続けたければ、その後は50日分の通信サービスを追加できる「延長パッケージ」(2980円)を買い足せばいい。

 2つ目は通信料の安さだ。初回パッケージの購入後、延長パッケージを5回買い足し、約1年間(380日)使い続けた場合の料金は2万4840円。これは一般的なスマートフォンの通信料金の約3分の1の水準。従来型携帯電話からスマートフォンに買い替えた途端、月々の通信料が跳ね上がってしまったという消費者にとって大きな魅力となるのは間違いない。

 ただ、NTTコムのSIMカードには一般的な携帯電話事業者のサービスにはない、いくつかの制約がある。例えば「080」や「090」で始まる電話番号での発着信は不可。1日の通信容量が30メガ(メガは100万)バイトを超えると、最大通信速度は毎秒150メガビット(受信時)から毎秒200キロビットに低下する。音声通話を頻繁に利用する消費者や、高精細な動画サービスを存分に楽しみたいという消費者にはあまり適していない。

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「コンビニでスマホ料金をチャージする時代」の著者

白石 武志

白石 武志(しらいし・たけし)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社編集局産業部(機械グループ)、京都支社、産業部(通信グループ、経営グループ)を経て、2011年から日経ビジネス編集部。現在は通信、半導体、家電業界などを担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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