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「これだ!」と思ったら社長の手元で開発

ソニー平井一夫社長が語る「感動型ものづくり」の極意(後編)

2014年1月28日(火)

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前編はコチラ→コストの呪縛から技術者を解き放つ平井ソニー

映像を壁に映す超短焦点プロジェクター

リスクを取るといえば、新しい生活提案の「Life space UX」の中の4Kレーザープロジェクターはかなり刺激的な商品です。切り口の「スクリーンではなく壁に大画面を投射する」は新鮮です。

平井:厚木テクノロジーセンターに遊びに行ったときに見て、とても感心しました。いいじゃない、いつ出すのと聞くと、「平井さん、どこの事業部も取り扱ってくれないんです」。えぇ~~(?!)と驚きましたよ。じゃ、“平井扱い”にさせてくれ、と。そこで私の直接の傘下プロジェクト「TS事業室」で育ててきたんです。

平井さんは、2013年に開催されたCESで「手元で独断と偏見で選んだ有望商品を開発させています。できるまで2年も掛かるというから、いや、来年のCESに出す勢いで迅速にやれと言いました」とお手元のプロジェクトについて、おっしゃっていました。その製品が遂に出ました。

平井:商品軸に持って行けそうな技術はなるべく拾い上げるようにしています。技術交換会には必ず顔を出し、社内で研究開発したものを見てきました。新しい発想、技術的な展示ばかりですが、私はR&Dも大事だが、それが商品に発展することがさらに大事だと思ってみていました。そこで見つけたのが超短焦点のプロジェクターなんです。これは単純に大きなスクリーンでコンテンツをみるという以上に絶対に面白いと、その場で思いました。

このプロジェクターは多様な使い方ができそうです。

平井:あれで既存の映画を見ても、もちろんよいのですが、白い壁に銀座のライブ映像を映してみたところ、すごい臨場感なんです。ソニー・ビルの前に4Kカメラを置いて、品川の本社でライブ映像を147インチに表示してみたんです。すると、なんかもう銀座ソニー・ビルにいるという感じなんですよ。人がしゃべりながら歩いているし、クルマは行き交っている。可能性をすごく感じました。

キーノートスピーチでは街中(左)やハワイの波(右)を紹介した

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「「これだ!」と思ったら社長の手元で開発」の著者

麻倉 怜士

麻倉 怜士(あさくら・れいじ)

デジタル・メディア評論家

日本経済新聞社、プレジデント社を経て、91年にデジタルメディア評論家として独立。評論活動に加え、映像・ディスプレイ関係者による日本画質学会の副会長、津田塾大学の講師の“3足のワラジ”をはきこなす。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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ジェンスン・フアン エヌビディア創設者兼CEO(最高経営責任者)