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失敗こそが起業家の本性

90%がダメでも、10%からグーグル、フェイスブックが生まれる

2014年1月20日(月)

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日経ビジネスは1月20日号で「シリコンバレー4.0」と題する特集を掲載した。世界をリードするイノベーションを生み出し、勢力を拡大するシリコンバレーの現状、そして次々と起業家を育むエコシステムの強さを描いた。自らも8つの起業に関わり、現在は起業家教育の先頭に立つスティーブ・ブランク氏に、シリコンバレーの特質を聞いた。

(聞き手は日経ビジネス 細田孝宏)

次々とイノベーションを生むシリコンバレーを真似ようと、世界の各地で起業家育成のエコシステム作りが進んでいます。成功と失敗を分ける要因は何だと思いますか。

ブランク:分かっていたらそれを売るよ(笑)。

スティーブ・ブランク氏
シリコンバレーで8社のハイテク企業立ち上げに関わったシリアルアントレプレナー。1999年に引退した後は、起業家教育に力を入れており、スタンフォード大学やカリフォルニア大学バークレー校などで教壇に立つ。リーンスタートアップ理論にも強い影響を与えた。著書に「The Four Steps to the Epiphany」(邦訳「アントレプレナーの教科書」)、「The Startup Owner's Manual」(邦訳「スタートアップ・マニュアル」)などがある。ブログはこちら。(写真:Koichiro Hayashi、以下同)

 まあそれはさておき、シリコンバレーを複製しようという試みはいくつもありました。そしてたくさんの失敗があった。

 最初に起業家のクラスター(集積地)に必要な要素は何か整理しましょう。当然のことですが、まず必要なのは起業家です。では起業家とはどんな人たちでしょうか。

 今日、シリコンバレーで最も目につくのは、ウエブやモバイル、クラウドを利用した起業家です。しかし、起業家は彼らだけではありません。医療機器やハードウエアなど、ほかにもたくさんの分野にいます。

 次に問うべきことは、どんな専門性を持つ場所なのか。例えばニューヨークであれば、巨大なメディアや金融関連の企業が集まっているから、それにまつわるスタートアップが多く生まれました。

海賊のようにリスクを取ったベンチャーキャピタル

 私が成功例と考えているイスラエルもこうした条件を満たしていると言えるでしょう。豊富な軍事技術のベースがあったところに、米国のNSA(国家安全保障局)に相当する「Unit 8200(イスラエル参謀本部諜報局 )」という機関が存在します。そこがたくさんの起業家を養成する形になった。

 ワールドクラスの大学も欠かせません。シリコンバレーにはスタンフォード大学があります。ニューヨークにはニューヨーク大学やコロンビア大学があり、シンガポールにはシンガポール国立大学があります。

コメント2

「「シリコンバレー4.0」~変貌する革新の聖地」のバックナンバー

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「失敗こそが起業家の本性」の著者

細田 孝宏

細田 孝宏(ほそだ・たかひろ)

日経ビジネス 副編集長

1995年早稲田大学卒業。日経BPに入社し、日経ビジネス編集に配属される。日経アーキテクチュア編集、日経ビジネス・ニューヨーク支局長などを経て現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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