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首都直下地震“新”被害想定を読み解く

「国家存亡の危機」とは?(1)

2014年1月22日(水)

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 内閣府が2013年末に発表した首都直下地震の新被害想定は、猪瀬直樹前都知事の辞任問題、安倍晋三首相の靖国参拝などのビッグニュースにまぎれて、マスコミが時間をかけて報道・検証する機会を失ってしまった。東日本大震災からもうすぐ3年、薄れゆく防災意識のなかで、“防災ネタ”の優先度が下がってきているのは残念ながら事実のようだ。あの首都直下地震被害想定に穴はないのか、防災の鬼が今だからこそ検証。問題点がないかを探る。

突然ですが、ヘリに乗り込む渡辺氏。操縦桿を握るのは、日本赤十字飛行隊群馬支隊隊長、医師の塙光一氏だ。

 いきなりですが、ヘリに乗り込んだ”防災の鬼”。実は渡辺氏は、巨大地震などによる停電の際にも、地域の被災者が正確な情報を共有できるようネットワークを構築すべく、ボランティアの赤十字飛行隊と提携しているJ-DINS(NPO法人日本災害情報サポートネットワーク)の理事長でもあるのだ。

 「どうだい水原くん、空からの東京の姿は。今回は、この東京の行く末にかかわる、首都直下地震の新被害想定について考えてみようじゃないか。

 都知事の金銭スキャンダルや安倍首相の靖国参拝などなど、年末年始はニュースが目白押しで、新被害想定についての報道はあっという間に下火になってしまったよね。だが、本来はもっといろいろな専門家がマスコミなどを通じて意見を言って、問題点や課題を検証する、という流れを作っていかなければならないはずなんだ。

 今回は私が今回の被害想定で気になっている“落とし穴”を、ぜひ指摘してみたいと思う」

コメント6件コメント/レビュー

いつもぶら防楽しみに拝見しています。ちょうど別のサイトでも首都直下型地震の話を読んでおり、今回も興味深く拝見しました。首都直下型地震で最も注意しなければならないのは、火災なのかも知れないと感じたところです。逃げる場所も考えなければなりませんね。関東大震災の、本所での火災旋風の話を思い出すと、広い場所というだけでなく、道のりや周囲の環境も意識しておく必要を感じます。忘れてならないのは「逃げる時にブレーカーを落とすこと!」この周知は積極的に必要と思います。残念ですが東電の対策を待ってはいられません。そして、私も最後のページであった2つの文言が大変気になりました。『発生した大震災は“想定内”の大災害と、国民・諸外国に情報発信する。』 想定の範囲に事実を押し込めようとすることで、実際の被害が見えなくなるのではと不安を覚えます。『領土・領海・領空の状況を直後に確実に把握する・・・』 私は、きな臭い言葉がいたるところに現われてくる最近の政府の考えに賛同しかねております。政権が変るとこうも視点が変るものなのか、それとも元々からの思想なのか・・・ ライフラインや国民の被災状況を確実に把握するという趣旨とは読み取れず、領土・領海・領空という陣地と、中央銀行というお金の確保にのみ執着しているように感じます。水原様スタッフのみな様、いつも分かりやすい文章、丁寧なまとめをありがとうございます。そして、渡辺様、きめ細やかな発信・ご提案をありがとうございます。 (2014/01/23)

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「首都直下地震“新”被害想定を読み解く」の著者

渡辺 実

渡辺 実(わたなべ・みのる)

防災・危機管理ジャーナリスト

株式会社まちづくり計画研究所代表取締役所長、日本災害情報学会理事、NPO法人日本災害情報サポートネットワーク理事長。国内外の災害現場からジャーナリスティックな提言を行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

水原 央

水原 央(みずはら・よう)

ライター/劇作家

東京大学理学部数学科卒業後、ライター、劇作家、ラジオ・パーソナリティとして活動する変わり種。現在は科学の知識を活かして地震や防災の問題をわかりやすく伝える記事を志し、奮闘中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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いつもぶら防楽しみに拝見しています。ちょうど別のサイトでも首都直下型地震の話を読んでおり、今回も興味深く拝見しました。首都直下型地震で最も注意しなければならないのは、火災なのかも知れないと感じたところです。逃げる場所も考えなければなりませんね。関東大震災の、本所での火災旋風の話を思い出すと、広い場所というだけでなく、道のりや周囲の環境も意識しておく必要を感じます。忘れてならないのは「逃げる時にブレーカーを落とすこと!」この周知は積極的に必要と思います。残念ですが東電の対策を待ってはいられません。そして、私も最後のページであった2つの文言が大変気になりました。『発生した大震災は“想定内”の大災害と、国民・諸外国に情報発信する。』 想定の範囲に事実を押し込めようとすることで、実際の被害が見えなくなるのではと不安を覚えます。『領土・領海・領空の状況を直後に確実に把握する・・・』 私は、きな臭い言葉がいたるところに現われてくる最近の政府の考えに賛同しかねております。政権が変るとこうも視点が変るものなのか、それとも元々からの思想なのか・・・ ライフラインや国民の被災状況を確実に把握するという趣旨とは読み取れず、領土・領海・領空という陣地と、中央銀行というお金の確保にのみ執着しているように感じます。水原様スタッフのみな様、いつも分かりやすい文章、丁寧なまとめをありがとうございます。そして、渡辺様、きめ細やかな発信・ご提案をありがとうございます。 (2014/01/23)

▼地震火災発生時、一時(いっとき)避難場所から広域避難場所への避難タイミングを誰がどう判断するのか。仮に校舎周辺に火が迫った場合、すでに逃げ遅れというケースは十分あり得る。初期消火も重要だが、津波と同じで素人は町が全部消失しても広域避難場所で生きながらえる選択の方が確実。▼地震時に自動的にブレーカーを落とし通電火災を防ぐ「スイッチ断ボール」なる二千円程度の器具もありこれなら誰でも即時に備えられる。▼お役所に防災を求める前に自分のできる準備はたくさんある。それをしていない人がとても多いことが一番の問題と考える。(2014/01/22)

石油ストーブの問題が欠落していませんか。ガスや電気の地震感知ブレーカーは役に立ちますが、石油ストーブが転倒した場合、消火器で消さなければならずそのような時間的余裕があるのでしょうか。また各家に備蓄されているプラスティック製18リットルの石油缶に引火したら個人ではまず消火不能です。木造家屋密集地域では石油ストーブを禁止する法律でも作らなければならないと思います。(2014/01/22)

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行天 豊雄 国際通貨研究所名誉顧問