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真剣味増す個人投資家

講演会の熱気から読み解く相場の関心事

2014年2月4日(火)

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 2014年が幕を開けて、早いもので1カ月が過ぎようとしています。「アベノミクス」に始まり、相場環境が歴史的なものとなった2013年のマーケットで、円の対ドル相場は2割超の円安となりましたが、年明け以降は不安定な相場になっています。

 それだけに、今年の相場にどう向き合っていこうかと、市場参加者たちは、いつになく真剣です。

日経平均株価の推移(円)

 私は個人投資家向けの講演会の講師も務めていますが、年が変わってからさらに、これまでにない数多くのお客様がご来場されて、会場は大変な熱気に包まれています。そして、講演会での私の話に対する反応だけではなく、講演会終了後にも、様々なご質問を受け、個人投資家の方々の関心が、昨年とはまた違ってきていることも感じています。

 そこで、今回の“授業”では、こうした講演会を通して感じ取ることができる、個人投資家の関心事を紹介しようと思います。

個人投資家向けの講演会では参加者の皆さんの熱気に圧倒されます

日本株には強気と弱気が混在

「昨年は良かった。しかし、アベノミクスによる株高は今年はどうなるのか?」

「金融政策には限界があるため、今年の株価は下がるのではないか?」

「このまま異次元の金融緩和を続けると、深刻な財政悪化を招かないか?」

 私が個人投資家から直接受けた、これらの質問が示すように、昨年のアベノミクスによる日本株高を受けて、日本株の展望に強い関心を持っている人が大多数です。

 そして、一部の個人投資家の方は、アベノミクスが「特異な政策」だからこそ株高をもたらした、と考えているようなのです。

 実体経済の裏付けがない株高だとすると、この株高はいつか終わることになります。日銀の金融政策についても、昨年の大きな効果は認めるとしても、長期間継続することによる財政悪化を強く懸念する個人投資家の方もいらっしゃいます。

 確かに、2012年末にアベノミクスが始まる前のTOPIX(東証株価指数)の水準は、日本経済のバブルの絶頂期だった1989年末の3分の1程度でした。そこで、過去10年以上にわたって多くの個人投資家の方が日本株投資に消極的になり、突然の株高に戸惑ってしまったのも、仕方のないことだったかもしれません。

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「真剣味増す個人投資家」の著者

池上 浩一

池上 浩一(いけがみ・こういち)

野村ホールディングス・オフィサー

野村証券で法人開発部長、IR室長、広報部長兼宣伝部長を歴任。2006年から現職。2011年1月から名古屋大学客員教授。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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