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女子ジャンプ、高梨選手のコーチに聞く「メダルの可能性」

レッスン1「ジャンプの基礎知識」

2014年2月5日(水)

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 弱冠17歳の髙梨沙羅というスーパーアスリートの登場で、日本女子ジャンプ競技は、俄然注目を集めるようになりました。

 女子スキージャンプが正式種目として採用されたのは、2014年のソチ・オリンピックから。女子ジャンプは、あの「女子サッカー」よりも知られざるスポーツだったのです。

 「日の丸飛行隊」と称賛された1972年の札幌オリンピックや、感動の大逆転劇で金メダルを獲得した1998年の長野オリンピックのように、当たり前のように存在した男子スキージャンプの陰で、日本の女子スキージャンプはどのように誕生したのでしょう。そして、今どのような状況にあり、その未来は・・・。

 女子スキージャンプを語る上で、欠くことのできない女性がいます。
 山田いずみさんです。

 日本女子スキージャンプの先駆者(パイオニア)であり、髙梨沙羅が登場する以前に初めて世界のトップに立ち、女子ジャンプの「女王」とも称されたのは、わずか6、7年前のこと。そして、今も髙梨沙羅たち女子スキージャンパーたちの“真ん中”の存在、彼女たちのコーチとして牽引し続けている正にキーパーソン。

 髙梨沙羅や伊藤有希をはじめ、日本の女子ジャンパーたちがみんなが口にする女子ジャンプの先輩たちへの感謝の言葉。

 その言葉の最先端にいる、現・全日本女子スキージャンプコーチである山田いずみさんに、初心者が抑えておくべきスキージャンプの基本知識から、オリンピックに採用されるまでの苦難の道、若き女子ジャンパーたちの未来への可能性まで、語って頂きました。

スキージャンプのことをそんなによく分からない人たちも多いと思います。

山田:ええ。そういう人の方が多いですから、大丈夫です(笑)。

いきなり聞くのもなんなんですが、今回のオリンピックで日本はメダルを獲れるでしょうか?

山田:スポーツなので、100%でないことは皆さん分かってくれていると思います。

 ただ、ご存じのように髙梨沙羅は世界ランク1位(1月26日現在)の実力者です。

 なので、可能性が一番誰よりも高いことは間違いないと思いますし、そうなって欲しいという願望が、多くの人たちの気持ちですから、必然的にメディアを通して「メダル確実」という流れが生まれています。

 私たち、女子ジャンパーに携わって来た多くの選手やスタッフの夢を乗せて、髙梨沙羅、伊藤有希、山田優梨菜の3選手はきっと大きく翔んでくれると思います。その結果にメダルがあることを期待しています。

テレビで観戦 画面でチェックするポイントは

私たちもテレビで応援したいと思っていますが、見るべきポイントってありますか?ここを見れば強い選手かどうか分かるような注目点とか。

山田いずみ

山田:選手が飛ぶ前、飛んだ後の様子ですね。見るべきは選手の表情です。飛ぶ前は集中しているから大抵、みんな同じ顔をしていますけど、飛び終わった後の表情の方が分かりやすいかな。失敗したか成功したかすぐ分かる。

 だから、選手たちにも、「仮に、着地失敗していたとしても、頭をひねったりしないでね」と助言してます。審査員も選手の表情をみて「あ、失敗したな」とか思ってしまうかもしれないからです。失敗したからといって、「はあ、ダメだった…」みたいなことをやるよりは、「どうだ!」ぐらいの強気な表現でいた方が印象点はいいんです。

十代目 萬屋五平衛

「なでしこジャパン」がW杯で優勝して、女子サッカーが変わったと思います。社会が変わったというか。見る目というか。結局それはワールドチャンピオンになったからというのが大きいと思いますが、今そういう意味ではもの凄いチャンスだと思うのですが。

山田:そのためにも、彼女たちがメダルを取ることによって国内での女子ジャンプの普及のスピードが変わると思います。やっぱり次を育てようという気持ちにもなってもらえると思いますね。

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「女子ジャンプ、高梨選手のコーチに聞く「メダルの可能性」」の著者

萬屋五兵衛

萬屋五兵衛(じゅうだいめ・よろずやごへい)

フリーライター

音楽業界にてヒットを多数経験後、飲食開発企業に転職。様々な新規事業に従事した後、業種業態の枠を超え自由な発想でボーダレスに仕事をする「現代版よろずや」をコンセプトに多業種のプロジェクトに携わっている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師