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「ゲームは作るな。70億人の課題解決に挑め」

シリコンバレー起業家たちの肉声

2014年2月4日(火)

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 どうすればシリコンバレーのようにイノベーションを生み出す環境を構築できるのか――。

 「イノベーション」や「ベンチャー」といったテーマが話題になるとき、「国」や「既存企業」の視点から議論されることが多い。日経ビジネスの1月20日号特集「シリコンバレー4.0」でも、ダイナミックに変化を遂げるシリコンバレーの現状を紹介しつつ、「大企業はシリコンバレーとどう付き合うべきか」「政府のベンチャー政策に必要な要素は何か」を考えた。

 

起業家は特別な存在か

 一方で、イノベーションを牽引する「主体」となるのは、他ならぬ起業家たちだ。20~30代、あるいは10代のように若くて優秀な人材が、大企業にとどまらず、どんどん起業の道を選ぶようにならないといけない。

 日本では、スタートアップ起業家と言うと、特別な能力を持つ限られた人だけが挑戦するものという印象がある。もしくは、従来の大企業カルチャーに馴染まない異端児や変わり者のイメージもあるかも知れない。いずれにしても、起業家に対して縁遠い存在と感じる人が多いのではないだろうか。

 今回の特集の取材で、記者はシリコンバレーの最新スタートアップの創業者たち約20人に話を聞いた。ここでは、彼らの言葉のうち、特に心に残ったものをダイジェストで紹介する。

 イノベーションの発信地であり続けるシリコンバレーに集う起業家とは、どんな人たちなのか。どんなバックグラウンドを持ち、どんなモチベーションで起業したのか。どんなプロセスで会社を作り、何に苦労しているのか。彼らの肉声に接することによって、起業家が少し身近に感じられるかも知れない。

「シリコンバレーが与えてくれたのは資金と時間、そして勇気」

レントメトリクスのジョージ・カロゲロプーロ氏

 米サンフランシスコのSoMa(サウス・オブ・マーケット)地区に拠点を置くレントメトリクスの共同創業者、ジョージ・カロゲロプーロ氏はこう語る。レントメトリクスは、インターネット上に散らばる不動産関連のデータを収集・解析し、物件のオーナーに対して正確な資産価値情報を提供するサービスを手がけている。

 カロゲロプーロ氏は以前、米国のヘッジファンドに勤めていたが、母国ギリシャでの兵役を終えた後、2012年にシリコンバレーで起業した。「高給の金融業界から起業家に転じるのは、冷静に考えればギャンブルのようなもの。簡単な決断ではない」(同氏)。そんな同氏の背中を押したのが、シリコンバレーに備わる豊富なスタートアップ支援の環境だ。

 創業間もないスタートアップの経営を指南するシードアクセラレターの「Yコンビネーター」や、大手ベンチャーキャピタル(VC)からの手厚いサポートにより、スタートアップ業界に飛び込む「勇気」を得たという。

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「「ゲームは作るな。70億人の課題解決に挑め」」の著者

田中 深一郎

田中 深一郎(たなか・しんいちろう)

日経ビジネス記者

日経新聞科学技術部、証券部を経て、2012年4月より日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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