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「小保方博士報道」に垣間見える「上から目線」

「リケジョ」っておかしくないですか?

2014年2月6日(木)

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 少し古い話題だが、様々な細胞に変化することのできる幹細胞を生成する革命的な方法が、小保方晴子博士を中心とするチームによって発見された。血液細胞を酸に漬けるだけで、その細胞が幹細胞になるというのだ。

 なぜ酸をあてることが細胞の再プログラミングを起こすのか、なぜ私たちが炭酸飲料を飲んでいる時にこの変化が生じないのか、などの謎はまだ解明されていないものの、結果だけは明確に提示された形になる。まだマウスでしか実証されていないが、人間の細胞についても同様のことができれば、文字通り革命的な研究成果となる。

 再生医療の分野は30年前のITのような状況にあるというのは衆目一致するところで、これから数十年のうちに数多くのイノベーションが花開くことが期待される分野だ。

 研究分野の性質上、生命倫理との兼ね合いでも論争がやまない。だがそれでも人の技術進歩は止めることができないし、そのうち、人が、自分の細胞を入れ替えながらいつまでも生き続ける選択をすることが可能になる日も近づいてくるのだろう。

 と、いうのが、海外で一流誌とよばれるメディア(といっても英語だけだが)における基本的な論調だ。しかし、この研究チームがいる日本では随分と報道の内容が異なっている。

名前を検索すると出てくる違い

 小保方晴子博士の名前でGoogle検索をすると、面白いことが見えてくる。2月1日時点での結果は次のようなものだった。なお、スポーツ紙などは除いている。

「小保方晴子」で検索した場合
  • 【STAP細胞開発の小保方晴子さん 】否定にめげず、実を結ぶ 「今日だけは頑張ろう」 一進一退、論文まで5年 47NEWS
  • 小保方晴子さんってどんな人?「生物細胞学の歴史を愚弄」との酷評にめげずSTAP細胞を作成 ハフィントンポスト
  • ハーバードの「天使」 小保方さん、留学回想 中国新聞
  • 「間違い」と言われ夜通し泣き、デート中も研究忘れず…常識破りの新型万能細胞を開発した小保方晴子さん 2014.1.29 MSN産経ニュース
  • 新万能細胞 世界も称賛 小保方さん かっぽう着の異彩リケジョ 東京新聞

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「「小保方博士報道」に垣間見える「上から目線」」の著者

慎 泰俊

慎 泰俊(しん・てじゅん)

投資プロフェッショナル

東京生まれ東京育ち。朝鮮大学校政治経済学部法律学科卒、早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。モルガン・スタンレー・キャピタルを経て現在はバイアウトファンドの投資プロフェッショナルとして働く。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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