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50万人が支える音楽制作の可視化

“ニコ生公開レコ”で乗り越える「著作リンセツ権」

2014年2月19日(水)

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今年1月に行われた能楽堂コンサートの1コマ。堀川真理夫(B)、壷井彰久(Vln)、宮崎隆睦(Sax)、三浦肇(Perc)に加え、振袖姿が艶やかな藤岡友香さんのVoというメンバー。大勢の招待客の前で演奏し大きな拍手をいただきました(セルリアンタワー能楽堂/写真:ティム・ギャロ)

 日経ビジネスオンラインをご覧の皆さん、こんにちは。私のコラムも今回で5回目。最終コーナーに突入して参りました。お付き合いいただき、まことにありがとうございます。

 さて、前回までは、ミュージシャンである私が経営者として、音楽の世界にとどまらず、鉄道のほか、最近ではショッピングモールという流通業界にまでビジネスの幅を広げてきたこと。そして、その活動を支えてきたものが、数々の“閃き”の力であることをご紹介してきました。

 これまでお話ししてきたように、私が社長である音楽館の事業は多様化しています。ですが、むやみやたらに手を広げているわけではありません。これらの仕事の底流にあるのは、「音楽活動に限らず、鉄道の世界も、実は『コンテンツビジネス』だ」ということです。

 情報化社会と言われて久しいですが、このコラムを読んでいただいている多くのビジネスパーソンの方々も、それぞれの会社の仕事の中で、「コンテンツ」作りに勤しむ場面が増えているのではないでしょうか。

 今回は、このコンテンツを仕事として扱う上で避けて通れないテーマ、「著作権の問題」です。私のこれまでの苦い経験や、それをきっかけとして閃いてしまい、“啓蒙”に努めている「音楽制作の『可視化』」について、語ろうと思います。

公開レコーディングに驚愕の反響

 「可視化」という言葉。最近は色んな場面で耳にするようになりましたね。世の中に対して結果的に隠された状況になっていることをいいことに、一部の人だけが大きな利益を得て、むしろ不利益を被っている人たちのほうが多いという問題。それを何とかしよう、という動きが広がっています。例えば、報道でよく目にするものでは、検察など捜査機関による取り調べの可視化などでしょうか。

 音楽の世界にも、一般の人には見えにくい部分があります。皆さんがお店で買うCDや、インターネットを通じて購入する音楽ファイルの「製造工程」がそれです。誰がどのようにして曲を作り、誰がどれだけ頑張って楽器を演奏し、歌手自身がどれだけ心を込めて歌入れしたかなどなど、皆さんは分かって聞いていますか?

 最近は収録のほとんどをコンピューター機器が担っているため、音を電子的に修正することだって可能になってきていますが、このことの善し悪しに対する議論も、至る所で耳にするようになってきました。

 そこで、私が閃いたのが「レコーディングの完全可視化」というものです。動画配信サイトの「ニコ生(ニコニコ生放送)」で、視聴者の皆さんにも意見をうかがいながら、ミュージシャンたちとその場で曲を作っていく過程を完全公開するというものです。

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「50万人が支える音楽制作の可視化」の著者

向谷 実

向谷 実(むかいや・みのる)

ミュージシャン/音楽館社長

フュージョンバンド「カシオペア」のキーボード奏者時代の1985年に音楽関連事業を手掛ける音楽館を設立。今では鉄道会社向けに電車の業務用運転シミュレーターや発車メロディーなどの制作に携わる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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