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日本では嫌われすぎているキム・ヨナ

スポーツ選手の「評判」を「国際比較」してみよう

2014年2月20日(木)

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 ソチ・オリンピックの見すぎで寝不足になっている慎泰俊です。皆様はいかがお過ごしでしょうか。(だ・である調の文体から、です・ます調にしてみました)

 先日はジャンプ個人における葛西紀明選手の姿を見て涙を流しました。20代前半の頃はそうでもなかったのですが、30代になると、ああいう「往生際が悪いけどカッコいい大人」にずいぶんと感情移入してしまうようです。

 さて、この原稿がアップされる頃には冬季オリンピック花形競技のひとつである女子フィギュアスケートが注目を集めていることでしょう。私も、夜通しテレビにかじりついて勝負の行方を見ていくのではないかと思います。

 当然のことでもありますが、こういった国際大会においては報道が自国に偏りがちです。そこで、このコラムの趣旨に沿って、世界における関心や下馬評がどのようなものなのかを、マスメディアとソーシャルメディアを横並びで比較させながら、考えてみましょう。

メディア注目ナンバーワンはリプニツカヤ

 フィギュアスケートにおける注目選手といえば、日本の浅田真央選手、10代前半からずっと浅田選手のライバルであったキム・ヨナ選手、そして今回のオリンピックで突如登場したユリア・リプニツカヤ選手の3人でしょう。

 メディアは基本的に皆さんの期待や人気を勘案して掲載記事を選択するものだと仮定すれば、Google News検索結果におけるニュース数は、ある意味における人気投票的な役割を果たしているということもできるでしょう。2014年2月18日13時時点における、Google Newsの検索結果は次の通りでした。なお、私の選好が検索結果に反映されないように、シークレットウィンドウで検索しています。

  • 「mao asada sochi」のニュース検索結果:7,770件
  • 「yuna kim sochi」のニュース検索結果:12,500件
  • 「julia lipnitskaya sochi」のニュース検索結果:16,800件

 なんと、リプニツカヤ選手が1位、その次にキム・ヨナ選手、その次に浅田真央選手という結果となりました。日本と韓国での騒ぎを見ているとまるでこの2人が主役であるかのように見えますが、海外ではずいぶんと違った見え方になっているようです。

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「日本では嫌われすぎているキム・ヨナ」の著者

慎 泰俊

慎 泰俊(しん・てじゅん)

投資プロフェッショナル

東京生まれ東京育ち。朝鮮大学校政治経済学部法律学科卒、早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。モルガン・スタンレー・キャピタルを経て現在はバイアウトファンドの投資プロフェッショナルとして働く。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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