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大雪の日のリーダーシップ、非難と称賛を分けたのはどこか?

2014年2月21日(金)

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 記録的な大雪が襲った2度の週末、各地の交通網は麻痺し、今なお孤立する集落があるなど深刻な被害が出ています。こうした自然災害の際にはいつもにも増してリーダーの動きは注目され、「その時」にどう過ごしていたか、どう対応したかが後にも続く話題になります。

 多くの場合、リーダーは非難の声にさらされます。混乱の中、人々はストレスから不満の矛先を責任者に向けるからです。もちろん、中には少数の称賛されるリーダーもいます。

 その差は一体どこにあるのか。

 そんなことを考えていて、ある学校が公開した休校を知らせる動画とめぐり合いました。

 この冬はちょうど米国でも同じように雪による災害が多く、その対応に追われる自治体や組織が多い中で、制作されたものでした。

 この動画が、現在の非常時のリーダーシップを考える上でたいへん参考になりましたので、今回は、その動画を紹介しつつ、話を進めていきたいと思います。

 ネット動画はアイデアの宝庫、それでは今週もいってみましょう。

雪で批判を浴びるリーダー

 多くの人は自分たちのリーダーに対して、何らかの期待を持っています。非常時には、なおの事です。大雪被害で困っている人がいれば、何とか助けてあげて欲しい、安全確保のために行動してほしい、と思っている。

 これだけネットが発達した時代ですので、マスメディアが報じていない情報も次々に広まっていきます。深刻な状況ほど、その情報がひとたびネット上に出ると一気に広まります。情報とともに不安も広まります。

 リーダー自身の動向、メッセージ発信にも注目が集まります。問題の解決に向けて適切に対応していないと見られると、すぐに批判の声が上がります。

 今回、災害対応のさなか、首相が高級天ぷらを食べていたことに対して問題視する声がありました。米ジョージア州のアトランタ市長は5センチ程度の積雪で街の機能が麻痺したことや素早く帰宅指示を出さなかったことなどを責められました。また、イリノイ大学の総長は雪の日に通常授業の連絡を出したことをきっかけに、学生からのヘイト運動勃発にまで発展しました。

 災害時には組織を超えた連携も期待されつつ、県と市でうまくいかずに対応が遅れたなどとされたケースもあります。

 あるいはまた、いったん通常通りという連絡をした後に、休校の連絡をして親子を右往左往させた学校に対して、保護者が不満をあらわにした例などもあります。

 組織の中でも混乱しているでしょうから、そのしわ寄せはおそらくリーダーのところに集まっているのでしょう。

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「大雪の日のリーダーシップ、非難と称賛を分けたのはどこか?」の著者

鶴野 充茂

鶴野 充茂(つるの・みつしげ)

ビーンスター株式会社 代表取締役

コミュニケーションの専門家として幅広く活躍。リーダーに効果的な伝え方をアドバイスするほか、全国規模のPRプロジェクトに携わる。著書は30万部超のベストセラー「頭のいい説明すぐできるコツ」など二十数冊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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中谷 巌 「不識塾」塾長、一橋大学名誉教授