• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

イノベーションを望むなら、社員の3つのリミッターを外せ

2014年3月11日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 イノベーションを起こしたいと思っている企業は、最近多くなってきました。私のところにも、いろいろ相談を受けることがあります。長年、経営コンサルタントをしていると、イノベーションができる企業とできない企業が良く見えてきます。

 観るポイントは3つです。そのポイントについて、お伝えしたいと思います。社員や部下の能力を引き出し、ビジネスを次のステージに進めようとしている方には、特に読んで頂きたいです。きっと、役立つと思います。

 そして、自らがイノベーションを起こせるようになり、自分のビジネスや組織を変えていきたいと思っている方には、是非、自分のコトとしてお読みください。

スキルを引き出す3つの要素

 企業がイノベーションを起こすためには、社員の3つのリミッターを外せばよいのです。なぜなら、多くの企業は、社員が顧客と一番近いトコロに居るからです。今のビジネスが顧客と乖離し始めたトコロに居るのは社員です。顧客が新しい要求を持ち始めたトコロに居るのは社員です。全てのイノベーションの種は、顧客と社員の間にあるのです。

 もちろん、本来は、経営者こそがイノベーションを起こしていくべきです。あらゆる情報が経営者の手元に集められ、経営者が自ら新しい方針を決めるのです。社員は、経営者の決めた方針に従い、その実現のためにオペレーションしていくのです。

 しかし、ベンチャー企業ならまだしも、ある程度成長した企業では、限界です。組織の規模も大きくなり、経営者と顧客との距離ができてしまいます。経営者の視野は「顧客のため」から「企業のため」に変わってしまいます。そうなると、顧客の生の声や息づかいが分からなくなります。これを、『経営の裸眼視力の限界』と呼んでいます。

 だから、社員のリミッターを外し、社員が自らイノベーションを起こせる仕組みに変えていくべきなのです。オペレイティブな社員として教育してきたとしても、これから説明する3つのリミッターを外すだけでいいのです。

「スキル」のリミッターはこう外せ

 まず、最初に外すのは「スキル」のリミッターです。スキルとは、知識と経験の積み重ねです。知識ばかり詰め込んでも、仕方がありません。頭でっかちになり、理屈っぽくなるだけで、実行力のない社員となります。経験ばかりさせていても、仕方がありません。繰り返しに慣れてしまい、進化できない頭の固い社員となります。

 もっとも、経験から新しい知識を得ることもできます。人の成功談や失敗事例といった知識から、疑似的に経験を増やすこともできます。要領よく知識と経験を積み重ねていけば、知識と経験のバランスを考えなくても良いのかもしれません。

コメント0

「「明日の決定学」」のバックナンバー

一覧

「イノベーションを望むなら、社員の3つのリミッターを外せ」の著者

横田 尚哉

横田 尚哉(よこた・ひさや)

ファンクショナル・アプローチ研究所

顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。米GEの価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

面倒くさいことを愚直に続ける努力こそが、 他社との差別化につながる。

羽鳥 由宇介 IDOM社長